~ドッキ★ドキ 2丁目店子体験 その2~
で、いざ中に入ってみると、
意外と、テレビで見たような、フツウのBARでビックリ★
ま、フツウっていっても、
サスペンスドラマとかに出てきそうな、中村晃子がカウンターに入ってそうな、
ちょっとレトロな感じなんだけどネ。
とにかく!!!
危惧していたような、
壁一面にジャニーズのポスターが貼ってあるとか、
男性器をかたどったものがタクサン置いてあるとか、
じゃなくて、一安心。
で、さっそく、友達の面接が始まったのね。
行った時間が早かったせいか、お客さんは一人しかいなくて、
(だから、今すぐ来れる??って言われたんだろうけど)
友達が面接を受けている間、
ワタシはぼーっと、店内を眺めていたのね。
そのお店、
入り口を入ると、すぐ左手にトイレがあって、
正面にはカウンター。
だいたい6人くらい座れる感じかな。
そして、奥のほうにはボックス席があるレイアウトなのね。
ボックス席は2つあって、それぞれ4人ずつ座れる感じ。
友達が一番奥のボックス席で面接されてて、
ワタシは、もう1つのボックス席で、出されたお茶を飲んでまどろんでいたの。
しばらくすると、面接も終わったみたいで、
そそくさとお店を後にするワタシたち。
「やだ★ どうだった?? 何を聞かれたの??」
と、店外でさっそく尋ねるワタシ。
すると、
「なんか、何曜日入れるかだけ、聞かれたわ」
と、友達。
なーんだ。
要するにアレよね。
顔とか、話した印象を見たかっただけなのよね。
と、当時まったくバイト経験のないワタシは思っってみたり。
友達は、週1回、何曜日でもいいから働きたいと言ったらしく、
翌日、
その子の家電(当時は携帯なんてありません)に、採用の電話があったの。
で、友達には、水曜日に入ってほしいとのことだったのね。
それを聞いたワタシは、
「へー、よかったじゃん。オメデトー★」
と、祝福モード。
でもね、なんか、友達の様子がおかしいの。
なんだか、何かを言いづらそうにしている感じ。
「どうしたの??」
って聞いても、言葉を濁す感じだし、
何かお店の人に良くないことでも言われたのかしら??
って思い、その辺を聞いてみると、
「あのね、アナタにも入ってほしいんだって。土曜日に。」
なんでも、面接のときにカウンターに居た人は、
そのお店の一番の常連さんで、その人がワタシを気に入ったらしく、
「お店に入れるようにしろ」って、店のママに言ったらしいの。
ま、ワタシってば、超ウルトラかわいいし、
当然といえば当然よね。
あは★
よくあるじゃん。
友達のオーディションに付き添ってきただけなのに、
友達ではなく、その子が受かっちゃうようなシチュエイション。
今回は、友達もかわいかったから両方とも受かってよかったけど、
さすがに、ワタシたち2人とも同じ曜日には入れないみたい。
てゆうか、その常連さんが、
過去の日記に書いた“仙台旅行事件”の人なんだけど、
ワタシの、最初で最後の“NEW援助交際”の相手★
これについては、また後日アップします。
で、結局、
友達が水曜日、ワタシが土曜日って感じで、
店子(ゲイバーの店員)デビュー★が決まったのね。
ほら、最初は、お金を払って飲みに行くより、
お金をもらって飲んだほうが、いろいろ経験できていいかなって思って。
多少、興味はあったし。
言っておくけど、
今だったら絶対イヤよ。
あんな安い時給で、オカマというワガママな生き物の相手をするなんて。
しかも、酔っ払ってるオカマなんて、最高にタチが悪い。
でしょ??笑
とりあえず、来週、
開店の8時より少し前にお店に行くということになったワタシたち。
その時は、
友達があんなことになるなんて、知る由もありませんでした。