ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

バースデー☆プレゼント

ワタシ、そういえば、

先週、誕生日だったのね。




何日だったかってのは、プライバシーに関わるし、
ほら、4月から”個人情報保護法”が施行されたし、


ココでは教えられないんだけど、



とにかく、先週、誕生日だったの。



ワタシも、いよいよ30代に突入です。

 

誕生日なんていう、


”忌々しい世俗的なシステム”とは縁を切った、
と言ってみたものの、



現実は、そんなに甘くなく、



ほら、30歳になるのって、

ちょっぴり特別な感じだったりしない??



そのせいか、
普段話したこともない子からもお祝いをされて、


イヤでも思い知らされちゃった。



でも、人からお祝いされるのって、
すごくうれしいね。

 



一人、


「もう、オバサンじゃん。」

とか、ぶしつけに言い放った年下のオキャマがいたけど、



あの子、地獄行くね。


細木先生が言ってた。

 



てか、誕生日プレゼント。


コエンザイムとか、顔用パックとか、
そういう美容グッズが多かったのはどうしてなのかしら。



確かに、最近毛穴が気になるんだけど、

みんな、考えてくれてるんだね。



ほんと、オキャマって恐るべし!!

 





で、本題。



誕生日の日。

彼氏と会ったのね。



そもそも、

相手は学生でお金も持ってなかったから、

プレゼントは期待してなかったの。



高額なモノを頂いても、
3倍返しとか期待されてもアレだし、



「夜ご飯をゴチソウしてくれるだけでいいよ。」
って前から伝えておいたの。

 


でね、


デパートのレストランで、
割とまともなご飯をゴチソウしてもらって、



そのあと、

夜桜を見に行こうってことになったの。



てっきり、御苑の方に行くのかと思いきや、

新宿中央公園の方に行きたいって言うのね。



ま、あなたがお望みなら。
(今日はワタシが主役だけど☆)

 



で、公園に着いて、ベンチに座っていたら、



突然!!!



「ちょっと待ってて」

と言い残して、カレってば暗闇に消えていったの。




やだ、トイレ??


間の悪い娘さんねー。




とか思っていたんだけど、

5分待っても、10分待っても、

ぜんっぜん戻ってこないの。

 


もしや。トンヅラ??

 



誕生日に、一人、公園で夜桜。


なんか淋しい。




って、思わず手首の血管を見つめていたら、





カレが、

ケーキとかシャンパンとかを抱えて戻ってきたのよ。

 




あんた、やるじゃん!!


それで、この公園を指定したのね。




あと5分早ければ、もっと感動してたよ。

 




2人でケーキにロウソクを立てて、


ロウソクも、

”3”と”0”のローソクで、

なんかカワイイ。




ワタシも、カワイらしく、


「0」「3」で、「3歳」だね☆
って言ってみたんだけど、


顔をケーキに突っ込まれそうな殺気を感じたので、

「3」「0」の並びに戻しておきました。

 




で、


ケーキを食べて、シャンパンでお祝いして、





カレってば、

なんだか大きな紙袋を渡してくるのね。

 




え?ええーー!!


うそーーー!!



やだ。プレゼントもあるの??






あなた、そんなに無理しなくていいのに。


すごいウレシイ、かも。






!!!!!??????

 




でもさ、そのプレゼントらしき袋。

やたらと大きいの。


そして、異様に重い。



持っていて不安になる重さ。

 



そういえば、この子、


今まで付き合った彼氏に、
プレゼントをあげて喜ばれたことがないって言ってた。

 



うれしいけど、怖い。


妙に胸騒ぎとか、するし。




ケーキとシャンパンでやめときゃいいのに。


この妙なドキドキは、なに??

 



ほんとさー、中に百科事典でも入ってるの??ってくらい、

ムダに大きくて、重いの。




でも、ほら、


プレゼントって、もらったら喜ばなきゃいけないじゃん。

 



「えー何が入ってるんだろうぅ」

とか言って、ワクワクした演出をしてみるも、



心の中では、

”開けなきゃダメですか??”と思うワタシ。

 




ワタシが、
包みを開けようとした、その瞬間、



「ラジコン飛行機と迷ったんだよねぇ」
と、カレ。




え?ラジコン飛行機??



わたしゃ、小学生のガキか??
ポケモンキッズ??





ラジコン飛行機と迷うって、

よっぽどな代物(シロモノ)だよね。




ガゼン、
包みを開けるのが怖くなったんだけどー。





深呼吸して、
恐る恐る包みを開けて、ビックリ☆

 


中身は、なんと、








体重計。

 





体重計??


ダイエットしろってこと??

 



とりあえず、


「あ、ありがとう。」



やっとのことで、気力を振り絞り、
お礼の言葉を述べるワタシ。





頭の中では、

この体重計をどこに隠そうかと、必死に考えてみたり。



あ、そうそう、

押入れに、まだスペースがあったわ。



とか、
すでにプレゼントの隠し場所を考えていると、





「これを、あのマガジンラックの横に飾ってね。
人が来たらみんなで楽しめるでしょ??」


と、カレ。




え?

場所までご指定されるのですか??




ちょっと!!
マガジンラックの横って、けっこう目立つじゃん。





やだわ。
インテリアにことごとく合わない。


ダメよ。
人が来るんなら、なおさら無理。





でも、

そんなこと、言えるはずもなく、



「そ、そうだよね。
みんなで体重を当てっこしたり。楽しそう!!
がんばってダイエットしちゃうぞぉぉ!!」



心とウラハラな言葉が飛び出すワタシ。



満面の作り笑顔で応えちゃっるし。


今ならやけくそで、ウィンクもできそう。

 



てか、
楽しいわけ、ないじゃん。



ほんと、言葉って、刹那☆

 





なんだか、急に疲れてきたので、


誕生日プレゼントのお礼を言って、



「この余韻を感じたまま眠りたいから、
今日は別々に帰ろうね。」


と、カレを言いくるめ、




一人、重たい荷物を抱え、自宅に戻ってきました。

 



体重計を見つめ、
しばらく放心状態。





なんか、
気持ちはすごくウレシイんだけど、




ケーキとシャンパンでやめときゃいいのに。
って思った。



ついでにワタシも、「03」歳ならいいのに。
って思った。