ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

はじめちょろちょろ中ぱっぱ


昨日は、同じ30代のお友達数人と”モーパラ”に行ってきました。


通称、モーパラ。

モーモーパラダイス”っていう名前のお店なんだけど、アレかしら?都内にしかないのかしら?


”しゃぶしゃぶ”か”すき焼き”が食べられるお店で、

2000円弱で食べ放題の、そんなカジュアルなお店。



ランチタイムだと1000円で食べ放題だから、さらにお得☆


新宿2丁目で朝まで飲んだら、翌日の昼間は”もーぱら”でブランチ。

なーんて超オシャレなことをしていたのは、今から10年前の話。



って、そんな情報はどうでもいいわね。




”もーぱら”は、新宿に数店舗あるんだけど、

昨日は、新宿3丁目のお店に。




てか、お友達と集まって、

何を食べるかって話になったんだけど、


誰かが、お肉を食べたーいって提案したら、

30代後半のリーダー格のオキャマが、メンバーをぐるっと見回して、


じゃあ、もーぱらでいいわね?ってことに。



なんかね、

その日来るはずだった20代のイケメン君2人が、急にどちらも来られなくなったらしく、


ほんとはちょっぴり高級な居酒屋に行く予定だったのが、

一転して、格安食べ放題店に




食べ放題のお店って、ワタシはあまり好きじゃないんだけど、

みなさん30代中盤と、ワタシよりちょっぴり年上だし、


もしかしたら、

戦時中の飢餓状態とかそういう貴重な経験をされてる?のかどうかは知らないけど、

てゆうか、そんなハズはないんだけど、


食べ放題のお店が大好きみたい。



心の中で、


年上だったらもっと高級なお店に行きなよ!!

って思ってみたけど、


大半がふくよか(=デブ)なこのメンバーで高いお店に食事に行ったら、

割り勘負けすることは必至。



ワタシも、食べ放題が大好きなフリをかましておきました☆




てか、みなさん、いざ食べ放題となると、


普段は温厚そうな子でも、人が変わったように、

元を取るとかどうとか、いつも以上に食べたがるじゃん。



こういうときだけ、原価計算とか瞬時に出来るのはナゼ?



あなた、自分の給与額も顧みず、この間も洋服買いまくったじゃん。



さんざんカードを使った挙句、


「請求書が来ませんように☆ チチンプイプイ♪」

とか、オカシナ呪文を唱えてたけど、


わかってるでしょ?


請求書が来なくたって、口座から勝手に引き落とされるの


そのうち、債権回収組合から督促状が届くわよ?




さらに、今日という今日は言わせていただくけど、


この間話してたダイエットの件はどうなったの?


1ヶ月で10kg痩せるとかどうとか。

寒天ダイエットするんじゃなかったっけ?


オマエは肉を食べずに”マロニーちゃん”だけ食ってろ!!



って問い詰めたくなるくらい、

みなさん、異常に食べるじゃん。



ほら、ワタシってカワイイし、

本来ならゴハンなんて野菜スティックをかじる程度でいいんだけど、


久しぶりにしゃぶしゃぶもアリよね?って思い、

先陣を切って店内に。




てか、平日の9時過ぎだから空いてるわよねって思ったら、

意外と店内は混んでて、


やっだ、5分以上待つのなら普通の居酒屋とかにしましょうよ、

って思っていたら


なんと、リーダー格のオキャマがすでに電話で予約していたらしく、

すぐに席へと案内されるワタシたち。




あなた、

イケメンが来ないとわかった時点でココを予約しやがったわね?



あの、お店をどこにするかみんなに聞いたのも、

「肉が食べたい」と言った子と仕組んだ、巧妙な猿芝居だったってわけね。


まんまと引っかかったわ。



でも、おかげですんなり入れたわけだし、ま、いいか。



ということで、

レッツ!オキャマしゃぶしゃぶ。





てゆうか、こういう鍋ものって、

誰が調理するかとか、最初の行動(アクション)で役割が決まっちゃうじゃん?


特にしゃぶしゃぶって、

”アク取り”という、この上なくけだるく面倒な作業が必要だし、


ワタシは、誰が最初にやってくれるのかしら?って傍観していたのね。



とりあえず、

超薄切りにされたお肉をしゃぶしゃぶして、ゴマダレでカワイく食べるワタシ



で、そろそろアクが出てきたなぁって思ってきたところで、


目の前に居た”とりとめもない子”

ささっと、アクを取り始めたの。


やだ、あなた、ほとんどしゃべらないし、

居るんだか居ないんだかわかんないって思っていたけど、


やっと生きがいを見つけてくれたようね☆




すかさず、


「うわー!超上手!!アクってそうやって取るんだ?すごいね!」

って、褒めちぎるワタシ。



さ、これで、役割も決まったことだし

美少女は、ただお肉を食べることに専念しましょう、と思っていたら、



なんと!!


お皿に持ってあったお肉を、全部鍋に入れるアク取り娘。




いやだ!正気??


お肉を全部入れてどうする気なの!?



全部入れて全部しゃぶって、すぐに全部食べるのかと思ったら、

そんなこたぁなく、


危惧したとおり、ぐつぐつと煮始めるアク取り娘。



それってもはや、しゃぶしゃぶじゃないじゃん?




目覚めよ!!



さきほどすくったアクをぶっかけますよ!!




もう、肉を大量に煮始めるもんだから、お湯の色も変わって、

昔、ワタシが作ろうとして失敗したミネストローネみたいな色になっちゃって、


恐ろしく不味そう。



試しに、

ワタシの肌みたく透き通るように白い白菜をその濁ったお湯につけてみたら、


一瞬で茶色に変わる始末。



これはヤバァイと思い、


そのアク娘に、

至急、鍋に沈めた肉を取り出すようにオファー。



そしたら、


「え?どうして?食べたかったら勝手に取っていいよ。」

と、すっとんきょうな反応。



仕方なく、

あなたがお肉を大量に入れたことで、著しくお湯が汚れたことを説明。


再度、リトマス試験紙のように、

白菜を鍋に入れて、先ほどの陽性反応を見せてあげて、納得していただくことに。




「はいはい。ごめんなさいね。でも、イチイチ1枚ずつ茹でるのが面倒なんだもん。」

と、しゃぶしゃぶを根本から否定する発言をし始めた、アク取り娘。



ま、面倒だからっていう理由は、

面倒なことが苦手なワタシには痛いほどよくわかるけど、


でも、、あなた、

しゃぶしゃぶするより面倒なアク取りをやってくれてるじゃん?



というようなことを言って、アク取りを放棄されるとアレなので、



その、ご飯を食べ終わったお椀に沸騰したお湯を入れて、

そこに肉を沈める方法を提案




てか、もちろん冗談で言ったんだけど、

その子ってば真に受けちゃって、


「きゃー、すごい。画期的。お手軽だね☆」って。


そういうアナタがお手軽だね☆




しばらくして、

お湯の色も澄んできたので、再度しゃぶしゃぶタイム。



いくら食べ放題とはいえ、

無理して食べて気持ち悪くなってもアレなので、


ワタシは早々に終了。


コーヒーでも飲んで、お口直しをしたりして。




でも、ほんと、

みなさん感心するくらいよくお食べになってて、


ラストオーダーでも、お肉を人数分以上に追加する有様。




ねぇ、ほんとに全部食べられるの?

と、思っていたら、


ラスト10分で、脱落者続出。




ほーら、何事も、少し足りないくらいがちょうどいいの。

無理して食べようとするから、あとで後悔するのよ。


あなたたちにオトコが出来ない理由がわかったわ!!



なーんて、いつも通りの上から発言を繰り返していたら、



リーダー格のオキャマの指示で、

”世の中には食べ物に困ってる人たちもいるんだから”と、


各自、ノルマを決めて食べることに。




んもう、こういうときだけアフリカの子供がどうとか言い出すの、

ヤメテいただけませんか??



あなたが左手にしてるホワイトバンド

ほんとは全然寄付なんてされてないってニュースでやってたよ!!




ワタシ、食べようと思えばまだ食べられるけど、


無理とかしたくないし、


例のアク取り娘戦法をアレンジした作戦にうって出ることに。



題して、”はじめちょろちょろ中ぱっぱ”作戦




ノルマとしてあてがわれたお肉を、そっと、しゃぶしゃぶするフリして鍋に沈め、

沸騰して煮立ってきて、アクで隠れて見えなくなったことを確認。



完 璧・・・。





あとは、このオマジナイを唱えて完了よ。



”赤子泣いてもアクとるな”


きゃは☆