紅葉狩り
秋といえば、八代亜紀。泉アキ。
うそ、紅葉の秋。
この間の祝日、カレシと高尾山に行ってきました。
てゆうか、
どちらと言うと山より海のほうが似合うワタシなんだけど、
カレシ君に、高尾山と鎌倉どっちがいい?って聞いたら、
高尾山、と即答されたので、しょうがない、
山登りしてきたわよ。
ほんと、どうしてこんな寒い時期に好き好んで山へ?
って思ったけど、
よく考えたら紅葉の時期って寒いんだよね。
しかも、高尾って、都心より3℃は気温が低いよ。ぜったい。
中央線の法則で、
「高円寺」→「国分寺」→「八王子」と、
”寺”が付く駅ごとに温度が1℃下がるって聞いた。
「八王子」は「寺」じゃないけど、ま、許せ☆
で、
昼過ぎに新宿から京王線でのんびり行ったら、
高尾山口駅には、すごい人だかり。
てか、ここは老人ホームか?
と見まごうほどの、ご高齢者の集団。
さすがに祝日だけあって、
紅葉を見に来る人も多いのねぇって思っていたら、
そのお年をめした団体さまは、もう帰る様子。
さすが、
高齢者と子連れファミリーは、帰りが早くて潔いね。素晴らしい。
ワタシたちは、
着の身着のまま、こんな山奥まで来てしまったので、
とりあえず、ブランチでもしましょってことで、
名物のとろろそばを食べることに。
昼過ぎだから混んでないかな?と思いきや、
先ほどのような、帰宅組みのご老人たちが大量にそばを食されてるのね。
ちょっと、おじいちゃんたち!!
そんなにガッツイテると、そばをノドに詰まらせて死んじゃうよ?
しょうがない、
どのお店も混んでたから、適当なお店で並んでいると、
ボケた振りして、ナチュラルに横入りしてくる妙齢のご婦人。
ワタシ、
老人だからってこういう不正行為は許しませんよ!
ワタシの目の黒いうちは、ダメ!絶対!!
って思っていたら、
お店の人が注意してくれて、あっさり解決。
ワタシも年取ったら、この手、使うわ。
で、食事を済ませ、
いよいよ高尾山の上のほうへ。
高尾山に行ったことある人ならご存知だと思うけど、
まさか、駅からずっと歩いて行くわけもなく、
ケーブルカーか2人乗りリフトに乗って、途中までいっきに行けちゃうのね。
どっちも同じ値段なんだけど、
ほら、カップルって2人乗りって響きに弱いじゃん。
なので、
ワタシたちも迷わず、2人乗りリフトに。
てか、このリフトって、
ただ座るだけで、落下防止のベルトも何もないの。
サンダル履いてたら、確実に脱げそう。
ま、山登りにサンダルで来るバカはいないと思うけど。
で、
なんとか絶叫リフトに乗って、山頂の方へ降りたんだけど、
ここも、すっごい人の山。
なんでも、帰りのリフトの順番待ちをしているらしく、
整理券まで発行しているのね。
いやだ、みなさん必死ね☆
きっと、ワタシたちが帰る頃には空いてることだろうと、
山頂に向けて、歩くことに。
途中、
USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)並みに、要所要所におみやげ屋があって、
おだんごやら、おやきやら、
観光客を誘惑する露店も多くてビックリ。
トロロそばを食べた直後だったからアレだけど、
オナカを空かせていたら、確実に引き寄せられていたはず。
そして、
10分くらい歩いてみたけど、
まだ時期が早いのか、紅葉してる木がすごく少ないのね。
1割くらいしか紅葉してない。
そのせいか、
数少ない紅葉してる木に群がって写真を取りまくる単細胞な観光客たち。
ばかね。
どうせカラースプレーか何かで夜中に色付けしてるのよ。
と、混んでてよく見れなかったので、
腹いせにそうつぶやいてみたり。
てか、ココ、木ばっかりで飽きちゃった。
歩きすぎて、ヒールも折れそうなので、そろそろ休憩。
近くにあった休憩所みたいなお店で、
飲み物とおやきを食べながらまどろんでいたら、
やっぱり、こういう場所にもオカマは居るのよね。
キッチリ刈り上げられた短髪に、
紅葉よりも目立つ原色の服をまとったツガイのオカマ。
ワタシが見ただけでも3組のツガイが居たわよ。
みなさん、気軽に紅葉気分を味わいたければ、ぜひ、新宿2丁目へ。
で、休憩をたっぷり取っていたら、だんだん日も暮れ始めてきたので、
慌てて山頂の方へ急ぐワタシたち。
てか、
やけに帰ってくる人が多いなぁって思っていたら、
もう、山頂への道は閉ざされたらしく、
”本日の業務終了”と、ロープが張られてました。
山をなめたらイケナイって、こういうことだったのね?
ま、今回の趣旨は山頂まで行くことじゃないし、
紅葉気分は、さわり程度に味わったので、
あっさり引き返すワタシたち。
でも、ちょっと物足りなくて、
途中にあった神社めいたところでおみくじを引いてみたんだけど、
結果は「吉」。
おみくじの短冊に書いてある抽象的な日本語は、
いつ見ても意味不明なんだけど、
「吉」って、下から数えた方が早いんだよね?
コレ、縁起悪いからイラナイ☆
近くにあった木に縛り付けておいたわ。
で、時刻は17時をとっくに過ぎていて、
ホンキで心細いくらいに暗くて、
美しさゆえ、山道で、
荒くれ者に力ずくでこうポップにファンキーなことをされてはタイヘンと、
急いで下山することに。
リフトは寒いから、ケーブルカーで帰ろうと思ったら、
係りの人が、1時間待ちとかほざいてたので、
寒空の中、例の2人乗りリフトで、超下山。
暗いし、寒いし、うっかり動くと落ちそうで怖いし、
この間のディズニーシーの乗り物よりドキドキしたわ。
てか、思った。
あのおじいちゃんたちが正しいね。
朝早めに来て、昼過ぎにおそばを食べて帰る。
これが一番健全で楽しいのかも。
結局、ワタシたちいったい、
高尾山まで何をしに行ったのかしら??
きゃは☆