オキャマが社員食堂で...
「オキャマが」シリーズ、続きます。
今日は社員食堂でのお話。
意外と、自分が普通だと思ってることが一般的に見たら普通じゃなかったり。
そういうことってありませんか??
ワタシ、ランチを社員食堂で済ませることが多いんだけど、
ウチの社員食堂って、ご飯の量を自己申告で自由に変えられるのね。
この場合、何も言わなければ普通の量のゴハン。
また、この普通って表現がファジー過ぎてアレなんだけど、
この食堂の”普通”は、ワタシでもちょっと多いかなって感じで、
大半のリアル女子が、
「ごはん半分で」とか、「ごはん3分の1で」とか、ご飯の量を減らしがちなの。
てか、”3分の1”にするぐらいなら、いっそのことゴハン抜けば?って思うけど、
その辺が微妙なオンナゴコロってやつ?
どうせ、15時になればお菓子食べるくせにネ☆
ワタシ、何度か、
ゴハンを減らして注文した同僚のを見たけど、
ごはん”半分”と”3分の1”とで、まったく差が感じられなかったので、
ホンキで3分の1くらいまで減らして欲しかったら、
もっと、こう大胆に、
”極小で”とか”ビー玉ぐらいで”とか敢えて言わないと、正確な意味で3分の1にはならないと思う。
で、そろそろ本題。
普段ワタシは、
一応見かけは健全な男子だし、人よりちょっとカワイイだけだから、
ごはんは普通盛りにしてるんだけど、
ワタシ、今まで知らなかった事実に気づいたの。
それは、今日のお昼に起きました。
いつも通り、
12時ちょうどに席を立ち、社員食堂に向かい、
何種類かある本日のランチメニューから1つを選び、会計を済ませて料理を待つワタシ。
セルフサービスのお店だから、
料理と一緒にごはんがトレイに載せられるんだけど、
会計の時点で何も申告していないわけだし、
当然、普通盛りのごはんが、
今までの何気ない日常と同じように、何気なくトレイに乗せられると思っていたの。
でも、今日は、違った。
ごはんの量が少ない。
え?いやだ。
ワタシ「ごはん3分の1」とか申告したっけ??
あ、もしかして、ワタシの体型があまりにスレンダーだから、
自動的にごはんの量を少なめにしてくれたとか?
ごはんをよそってくれたアナタ、
普段見慣れない顔の従業員だけど、意外と気が利くじゃない。
なーんて少し喜んでいたら、
奥から出てきた従業員の一言で、
そのたったひとことで、
ワタシのささやかな喜びが、粉々にブチ壊されました。
「あ、その人は大盛りだよ。」
と、奥からひょっこり出てきたいつも見かける従業員。
え?
と、あまりのオドロキに、そのまま驚いた顔をしていると、
「大盛りでいいんですよね?」
と、追い討ちをかけるように確認してくるひょっこり従業員。
え?なに?いったい何事?
ワタシニホンゴワカラナイアルヨ。
あぁ、ワタシが大森(東京の地名)に住んでるかどうか聞いてるのか。
それなら答えはノー。ワタシは中野に住んでます。
と、さらにワケもわからず驚いた顔を持続していると、
「あ、すいません。いつもどおりで(ちょっと小声)いいんですよね?フフ」
と、なんだかワケありっぽい笑顔で目配せしてくるひょっこりさん。
ちょっと待って。オマエ、ちょっと待て。
ワタシ、気を遣われてる?
太った人に、デブと言わず”ふくよか”って表現するときみたいに、
気を遣ってる??
いいわよ。
ワタシも戸籍上は日本男児。大盛りぐらい食べられるけど、
目配せまでされて出てきた大盛りであろうゴハン、
いつもと何も変わらない量じゃん。
まさか、まさかまさか、
今までずーっと自動的に大盛りだったってこと?
イッツ オートマティック。
ワタシの食欲は、nothing gonna stop me?
そりゃ、宇多田ヒカルも宇多田太るわけだ。
って、関係ないけど。
てゆうか、知ってた。
ワタシが、どちらかと言うとふくよかな部類に入るってこと。
てゆうか、思い出した。
コンビニの”冬季限定”って文字を見ると、ついついレジに運んでしまう悪いクセがあること。
てゆうか、気づいてた。
「おなか空いてませんかー?」という悪魔のささやきとともに、会社のOLたちが余ったお菓子をワタシに分けてくれること。
アレだね。
よく、お金がある人のところにお金が集まるって言うけど、
ふくよかな人の周りには食べ物が集まるんですね?
ワタシ、知らない間に周りから太らされていたんだわ!!
恐るべし!!負のスパイラル。
危険よー。みんな逃げてー。
nothing gonna stop me.
only you can stop me.
間食を法律で禁じてください。
きゃは☆