タカシ&お嬢から新年のご挨拶
お嬢:アロハー。アネハー。ここ最近寒い日が続いてるけど、みぃんな元気ぃーー?
タカシ:お嬢は相変わらず元気そうだな。でも、何故にアロハ?そしてアネハ?
お嬢:そう元気でもないよ。無理やりテンション上げてるだけ。ワタシの苦労もわかって。
タカシ:はいはい。お疲れ様。でも、まだ始まったばかりだし、もうちょっとテンション高めでお願いします。
お嬢:うん。じゃあ聞くけど、ワタシって寒いのが超超苦手なのー。どうしたらいい?
タカシ:超超暖かくすればいい。てか、”じゃあ”の根拠がわかんない。
お嬢:暖かくすればいいかぁ。それならいっそのこと、日本もハワイくらいの位置に移動しちゃえばいいのにって思わない?
タカシ:思わない。お前が単独でハワイに行けよって思う。日本を巻き込むな。
お嬢:ひやだ、怖ーい。冗談に決まってるじゃん。空気読みなさいよ。
タカシ:お、おまえ・・・。
お嬢:例えばの話だけど、地球儀に赤いペンで、日本の真上を通るようにして勝手に赤道を引いてみたらどうだろう?
タカシ:どおって、何が?
お嬢:うっかり暖かくなったりしないかなぁ?
タカシ:うっかり地球儀をダメにして、おのれのアホさ加減にうんざりするだけだと思うよ。
お嬢:だから、例えばの話だって言ってんじゃん。バーーカ。
タカシ:オレ、帰ってもいいスか?
お嬢:きゃは☆ 怒っちゃいやだぞー。もうちょっと付き合えー。
タカシ:・・・。
お嬢:で、現実問題、みんなどうしてるんだろう。寒さ対策。
タカシ:やっぱアレじゃね?室内だったら暖房。外に出るときは重ね着。
お嬢:重ね着!!
タカシ:何か?
お嬢:そんなことしたら、このワタシのバービー人形のようなスタイルが崩れちゃうじゃない!!
タカシ:そのまま黒ヒゲ危機一髪の樽に入りそうな体型しといて、よくもぬけぬけと。
お嬢:失礼ね!!あなた、その魚眼レンズ外しなさいよ。
タカシ:いや、何もつけちゃいねーし。
お嬢:てか、知ってた?ワタシ、すでに6枚重ね着してるの。象印夫人もビックリな6層構造。魔法瓶体型。
タカシ:えっ!?そんなに着こんでんの?そんなに着てたら、逆に暑くない?
お嬢:暑かったら何枚か脱げばいい。イメージできる?
タカシ:女王の教室か? つーか、6枚も何を着てるのさ。
お嬢:説明しよう。下北の古着屋で買った白のタンクトップと、anvilの黄色い無地のTシャツと、”CUNE”て書いてある白いプリントTシャツと、黒い・・・
タカシ:待て待て。いちいち色とか買った場所まで説明するな。端的に述べよ。
お嬢:Tシャツ系4枚+スウェット+アウターです。
タカシ:Tシャツ多すぎ。オレなんて、Tシャツ+シャツ+アウターの3枚だぜ。
お嬢:えー!寒くないの?
タカシ:ダウンジャケット着てるから、そんなに寒くないよ。
お嬢:そっかぁ。ワタシが寒がりなのかなぁ。デニムの下にスウェットも穿いてるし、下半身は2層構造だお! あ、パンティも含めたら3層構造。いぇい!
タカシ:余分な情報ありがとう。 ここの読者のために仕方なく聞くけど、パンティはどんなの穿いてるの?
お嬢:きゃー!そんなこと言えない。でも、知りたい?ねぇ、知りたいんでしょ?
タカシ:いえ、別に・・・。
お嬢:もう、しょうがないなぁ。今日だけ特別に教えてあげるけど、最近アメリカンアパレルってブランドのパンティにはまってて、そればかり穿いてるの。
タカシ:へー、どんなパンティ?
お嬢:オトコ向けのブリーフなんだけど、あまりブリーフっぽくないし、かわいいの。何より、色が20種類くらいあって豊富だし、いいよ。マヂお勧め。 ちなみに今日はピンクを穿いてます。
タカシ:ふーん。
お嬢:ねぇ、さっきからだんだん言葉が少なくなってるけど、エッチな想像とかしてないわよね?
タカシ:してない。
お嬢:あ、今、頭の中でワタシのパンティ脱がした?
タカシ:殺すよ?
お嬢:きゃは☆ てゆうか、こうやってくだらない話してたら体が暖まってきた。
タカシ:くだらないとか、お前が言うな。
お嬢:寒さ対策には、重ね着とムダ話だネ☆
タカシ:ん?なんか、まとめに入ってるけど、どこか出掛けるの?
お嬢:カレシとデートだお!おー!
タカシ:”おー!”じゃねーよ。カワイくないから。 つーか、おめーほんとは寒くなんかないだろ?
お嬢:ううん。寒いよー。だから、重ね着してミルフィーユみたいになってるんじゃん。 ほら、ワタシってば極上スイーツだしぃ。お1ついかが?
タカシ:いらね。
お嬢:あなた、もっと素直になった方がいいわ。2006年のテーマは「素直」。決まりね。
タカシ:じゃあ、お言葉に甘えて素直に言うけど、早くどっか行ってくんない?
お嬢:はーい。またねー。チャオズー!!
タカシ:・・・きびぃ。