ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

トイレで殺人予告!?



昨日、

これは間違いなく昨日の出来事なんだけど、


勤務中に会社で、
トイレの個室に入ったのね。

ま、個室といってもワタシは、
排泄とかそういう俗物的なアレとは縁遠いので、

個室の中で、
さっそうとメールを打ったりしていたんだけど、


そこへ、誰かが入ってくる気配がしたの。



といっても、

ワタシの個室の中にじゃないよ


そんな、個室のドアはちゃんと閉めてるし、

万が一上から入って来ようものなら、拳銃で撃ち殺してるし。

アンフェアにはアンフェアを


気配がしたのは、

トイレ自体に入ってくる、人の気配ね。




てゆうか、

女子のみなさんは男子トイレの構造をご存知??


実際のイラスト↓↓

間取り図に見慣れた不動産屋もビックリ?



トイレ



高校の美術の成績が「2」だったワタシが、
丹精こめて2分で描き上げました。

成績は一応10段階で「2」だから。そこんとこよろしく。


ま、その評価は、

美術の女教師に「デッサンが雑」だと罵られ、

先生の顔のデッサンの方が雑ですよ?
と、正直に打ち明けたワタシの言動のせいだと思われ。


まだ、その頃は、
世の中ってものがよくわかっていなかった。



で、話は戻って、


男子トイレって、

普通サイズの場合でいうと、
個室が2つに、小便器が3~5つってのが一般的なのね。

それと、すずめの涙ほどの洗面台。

しかも洗面台って、たいていの場合、
バニティポーチを置くのをためらうほど、水で汚れてる。


個室のトイレ自体は、
女子のそれと大して変わらないんだろうけど、

音姫が導入されていなかったり、

一般的に行って、男子の方が設備が劣っています。


小便器は、なんて言えばいいのかしら、

わかる?イメージできる?

田舎の交差点とかに無造作に置いてある
”お地蔵さん”くらいの大きさの物体で、


男子諸君は、そこでアレをアレするみたいよ。

ま、詳しくはお近くの彼氏にでも聞いて☆


彼氏がいない人は、そうねぇ、
田舎の交差点に行ってお地蔵さんにお祈りしてきたら?



んで、

これが高速道路のサービスエリアともなれば、

個室の数が3倍に増え、

小便器が壁一面に数十個も並んでいて、
圧巻の光景だったりするんだけど、


ここは高速道路でなく、普通のオフィス

誰か人が入ってくれば、気配や物音でわかるのよ。



それで、その時も、

携帯をいじくっていたら、人の気配がして、

隣りの個室ではなく、
小便器の方に誰かが行った物音がしたの。


ワタシは、メールを打つ手を止めるでもなく、

そっと様子を伺っていたんだけど、


そしたら、いきなり、


アイツコロス、マジブッコロス

という、囁くような声が。


え?と思い、

メールを打つのをヤメ、耳を澄ましていると、


アイツコロス、コロスコロス

と、連続したウィスパーボイス。

声の感じは、日本人が中国人の話し方を真似るときのような(~アルヨとかあんな感じ)、

あのツタナイしゃべり方。

しかも、言っている内容は穏やかじゃない。


この人、個室に誰かいるのに気づいてないんだ?



ほら、よくドラマであるじゃん。

女子トイレの洗面台で、女子たちが黒い噂話をしていたら、
その噂話のターゲットご本人が、あとで個室から出てくるパターン。

きっとあんな感じで、

個室に誰か入っていることに気づいてないみたい。



ここで、もし、

個室に誰かいると知られたら、
ワタシまで殺されかねないっ!と思ったので、


携帯を触るどころか、自分の気配を消して、

早くこの殺人鬼が立ち去るのを待つことに。



しばらくの間、

「コロシテヤル」とか「コロス」とか
壊れたレコードのように繰り返されていたのが、


突然止まったかと思ったら、

ジョロジョロジョロという、
男子特有の、あの用を足す音に変わったのね。


あぁ、これが終われば、

この姿の見えない悪魔も居なくなるよねぇと思い、

ちょっと安心してみたり。



てか、いざ落ち着いてみると、

いったいこの人に何があったのかが気になってきて、


何が彼をここまで追い詰めたんだろう、

とか、気になって気になって。


実は彼は、中国の一人っ子政策の中で出来てしまった二人目の子(通称、「闇子」)で、

「闇子」として、学校にも行けずひっそりと生きてきた彼は、
中国雑技団に入り、いろんな技を覚えてトップスターにまで登りつめ、

そして、日本公演に来た際に仲間と数人で逃げ出したのはいいけど、
今まで雑技団で働いて稼いだお金を仲間に持ち逃げされ、
それを追っている過程で、今ここにいるのでは?

という斬新な仮説を立ててみたり。


でも、それだけじゃ、人を殺す動機には足りない。

同じ闇子として、
同じ雑技団の仲間としてがんばってきたじゃないか。

いったい、彼の身に何が起きたんだ??



と、ワタシが、
中国の貧しい農村風景を思い浮かべているうちに、

その雑技団の彼の用も終わったらしく、


ジョロジョロが消え、ズボンのチャックを閉める音が聞こえたの。


あぁ、さようなら闇子さん。

さようなら雑技団。



と、これ以上気配を消しているのも疲れたので、

さっさと立ち去ってくれるのを待っていたんだけど、


なかなか動く様子がない。


え?何?

ロスタイムとか?



それか、もしかして、

ワタシの存在に気付いた彼が、

ワタシを消そうとして何かたくらんでる?


だとしたら、今すぐにこの個室から出て、

雑技団の風習にのっとって、
背中をのけぞらせて股の間から顔を出して「ゴメンナチャイナ」とでも言えば許してくれるかしら?


とか思っていたら、


トイレの遠くの方の壁から、

ボコォッっというものすごい音が聞こえ、


足早に立ち去っていく音が・・・。スタスタスタ



どうやら、彼ってば、

負のエネルギーを壁にぶつけて発散したみたいね。


超怖ーい☆

まったく、どこの部署の人間かしら・・・。




そして、昨日の今日、


現実にこの会社で殺人事件が起きないことを、

心からお祈り申し上げます。


きゃは☆