ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

遊園地日記の続き 完結編☆

 
後楽園遊園地の日記、完結編


最後はいよいよ乗り物編です。


遊園地には
コスプレイヤーさんを見に来たわけではなく

アトラクションに乗りに来たんだった。


うっかり忘れるところだったわ☆




てゆうか、なんか、

さんざん引っ張ったみたいになってるけど


いたって普通の日記よ。

覚悟して読んで☆



ということで、今回は、

後楽園遊園地に行ったことがないあなたに、


主要アトラクションの魅力を存分に紹介しちゃいます。


うふ☆




前回は、

一日フリーパスのチケットを
購入したところまで書いたんだけど、

せっかくフリーパスを買ったんだし、


とりあえず目についた乗り物に片っ端から乗りましょう

的な作戦に出ることにしたの。



そもそも、後楽園遊園地って

入場料金という概念はなく、

乗り物代だけ支払えば、
勝手に好きなアトラクションに乗れるシステムなのね。


だから、ほとんどの人は、

自分が好きなアトラクションに
1つか2つ乗って帰るってパターンが多いみたい。


で、さっそく目に付いた乗り物が、

サンダードルフィン」というアトラクション。


これは、名前から推測できるように
絶叫系のマシン。

しかも、この遊園地で一番人気のあるアトラクションらしいの。



他のアトラクションは待ち時間なんて
ほとんどないのに、

このサンダードルフィンだけは、

30分待ちの状態。


ま、でも、

ディズニーランドとか行ったことある人なら
わかると思うけど、

30分なんて、
それほどたいした時間じゃないのよね。


ディズニーとか、連休中の富士急ハイランドとかになると
数時間待ちのアトラクションもあるし。


だから、休日の遊園地で

一番人気で30分待ちってのは、
割と空いてる方なんだと思う。


てか、そんな空いてる乗り物だってことは
たいした乗り物じゃないのでは?

と、危惧しつつも、
とりあえず並ぶこと、30分。


最近、遠距離恋愛を始めたという友達がいたので、

その子の話を聞いて、
みんなして適当な感想を言ってる間に

すぐ、ワタシたちの順番に。


てか、逆に最近、
遠距離恋愛を終えたY子の

遠距離は最初の2ヶ月だけが楽しいの。
その2ヶ月をせいぜい楽しめばいいのよ

発言が、妙に説得力あって怖かった。


これから恋愛が始まるって子に

せいぜい」なんてフレーズ、


ワタシには言えない☆



で、いよいよ、
コースターの座席に乗り込んだんだけど、

このコースターって回転とかしないはずなのに、


ポケットの中身をすべて出せとか、
ウォレットチェーンを外せとか、

意外と手厳しいの。


やだ、どうせ子供だましのくせに、

ワタシたちの身包みをはがそうって魂胆ね?



しょうがない。

言われるままに、
携帯、鍵、財布、ガム、リップクリーム、小銭、香水、

を取り出すことに。

ワタシ、どんだけポケットに入れてたんだろ。



そして、

シートベルトを締めて、いざ出発ー!!


と、


パシャ!!



え?なに?何か光ったよ?

パパラッチ??



どうやらこの乗り物、

出発時点で勝手に撮影されるらしい。


よくディズニーランドとかUSJにあるけど、

きっと後で、
その写真を買える仕組みなんだろうね。


でもさ、

そういうことはちゃんと事務所を通してよ


てか、事前に聞いてれば顔を作ったのに☆



と、そんなことを考えている間にも
コースターはしっかり動いていて

それが、もう、すごいの。


普通、ジェットコースターって、

ゆっくりと上に登りつめていって、
その後、ドーーンって落ちる感じじゃん?


でも、このサンダードルフィンは、

その上に登るスピードが異常に速いし、

なにより、角度がおかしい


垂直に登ってるのでは?

と思うほど、ありえない角度でガインガインあがっていくの。


ワタシ、絶叫マシン系ってあまり得意じゃないのもあって、

この時点でかなり怖い。


てゆうか、そろそろ降ろしてもらえませんか?



ま、当然、

途中下車なんてできるはずもなく、


何も心の準備もできないうちに、


ズドーーーンっ!!



うぎゃーーーー!!

もうだめ、息ができない!!


ワタシは前の手すりに捕まるのがやっとで、


あまりの衝撃に、
ぎゃーぎゃー喚くこともできず、

気がついたら終わってたみたい。



こうやってブログに書くために思い出してる時点でも

結構ドキドキがよみがえってくるんだけど、


ほんと、すごかったよ。


空いてるし、たいしたことないんでしょ?
とか言ってごめんなさい。


たいしたことあります。


ポケットの中身が飛び散ってもおかしくないくらいの
衝撃的な乗り物でした。


で、すっかり憔悴しきったワタシと、
割と余裕ぶっこいたよそいき顔のお友達とで

入り口付近まで戻ってみると、


案の定、

無断で撮られた写真がモニターに映ってるのね。


ま、念のためその盗撮写真をチェックしておきましょう
って思いモニターを見てビックリ。


スタート時点で撮られた写真以外にも、

もう1つ、どこかの落下地点で撮られた写真が!!


てか、ワタシ、ひどい顔。


この間観た「蝋人形の館」って映画の
殺されたパリスヒルトンの顔みたい。


ひっどい。

これはダメ。撮り直しを要求します。


ということで、もう1回。

連続乗車。


いいの。フリーパスだし、
何度でも乗れちゃうしネ☆



てか、撮影対策のためにミーティングした結果、

スタート時の他に、途中、
2度目の落下直後でフラッシュが光った、との情報が。


なるほどね、2度目の落下ね。メモメモ


ワタシも、

あー、あのときかぁ。今度は顔作ろーっと☆
と、話を合わせてみたけど、

ほんとは、1度目の落下で頭が真っ白になってしまい、
何度落下したかすら覚えちゃいないんだけどサ。



そして、
2度目のサンダードルフィン体験。


今度はスタート時点の撮影は、カメラ目線でバッチリ☆

ほんとはアイキャッチでも欲しいところだけど、
ま、今回はいいわ。

実は、そんな余裕、ないし。


で、2度目でも慣れない、急傾斜の上昇を経て、

いよいよ一度目の落下。



…。

……。



あー。ワタシ、抜本的に無理なんだわ、きっと。


今回も必死に
前のポールにしがみついていたら、終わってた。


たぶん、ジェットコースターにしては長いほうだと思うんだけど、

ワタシにとっては一瞬の出来事だったYo!!



またしても、
2度目の撮影なんて撮られた覚えすらないし、

結果は確認するまでもなくパリスなんだろうし、


モニターの前を素通り。


お友達は必死になってモニターを確認していたけど、

どうやら、思い通りに撮れてた子は一人もいないみたい。



また撮りなおししてもよかったんだけど、

ワタシ、顔を作れる自信、ないし、

こればかりに時間をとられていたら
他の乗り物に一切乗れなくなってしまうので、


そろそろ次の乗り物に。


案内図を見ると、

すぐ近くに「ビッグ・オー」という観覧車がある様子。


サンドル2連ちゃんですっかり体力を消費したワタシは、

観覧車で休憩することを猛プッシュ。


みんなもちょっと休憩したかったのか、

ワタシの案は見事に可決☆


でも、観覧車は、5人一度に乗れないので、

2対3で分かれて乗ることに。


てか、この観覧車も割りと人気があるらしく、

さっきのサンダードルフィンと、
このビッグ・オーだけが待ち時間あるみたい。


そうだよね。

フリーパスじゃなければ、
ジェットコースターと観覧車に乗って

あとは食事でもしてさくっと帰りたいよね。



じゃんけんの結果、

ワタシは、最近遠距離恋愛を終えたY子と2人で乗車。


この観覧車、1周するのに15分かかるらしく、

一緒に乗っているのがY子じゃなくて恋人だったら、
どんなに楽しかったことでしょう。

なーんて思っていたら、
Y子も同じことを考えていたらしく、


あーあ、彼氏と乗りたかった
と、外の風景を見ながらつぶやくY子。

ワタシ、さっきのコースターで思考が麻痺していたのもあり

つい、うっかり、

あんた彼氏と別れたばっかじゃん
と言ってしまったら、さぁたいへん。

もう、泣き喚いてしまうんじゃないかってほど、
悲しい顔で、

その遠距離恋愛の顛末を話し始めるY子。


わかった、わかったわよ。

責任もって話を聞くけど、


15分以内で終わらせてよね?


話によると、

付き合って2ヶ月目まではラブラブだったのに、
向こうに別の男ができたのか、突然、ぱったりと連絡が途絶えたんだって。

で、電話もメールも返事がないから、
直接相手の家の前まで行ってみると、

彼氏が別の若い子と一緒に帰ってきたと。


ま、ありがちなパターンといえばそれまでだけど、

電話やメールの返事がなくなった時点で、
ある程度覚悟はできていたとはいえ、

本人は相当ショックだったらしく、

付き合った当初(幸せだった頃)に一緒に乗った、
西武園遊園地の観覧車に、

このあいだ、別れてから一人で行って乗って、

観覧車の窓から、
彼からもらった手紙を紙ヒコーキにして飛ばしたんだって。


その紙ヒコーキ

できるだけ遠くに飛んじゃえーって、
勢いよく窓の隙間から手を出して飛ばしたら、

彼からもらった指輪が飛んじゃった。って。


絵に描いたような不幸っぷり☆



悲しい。悲しすぎるわ。


幸せだった頃に行ったのが、
西武円遊園地って時点で、哀しい予感☆


さらに、その紙ヒコーキを拾い、
男同士の愛を綴った内容の手紙を読んでしまったであろう一般の人の衝撃を考えると、

哀しい。


でも、はい15分経過



続きは今度飲みながらでも聞くわ。

あなたには、強いお酒が必要です




ということで、

せっかくの観覧車も、
窓の外の風景を見るヒマなんてなく、

Y子の悲恋をただひたすら聞かされる
という羽目になってしまったけど、

ま、こういうのも大事だよね。


あなたが元気になってくれればいいの。
話ならいくらでも聞くよ。

だから、Y子、元気をだして。

ワタシも失恋したばかりだから、
うっかり、もらい泣きしそうになっちゃったじゃん。



てか、先に降りて待っていた3人ってば、

妙にしんみりした顔のワタシとY子を見て、


密室で何かいかがわしいことをしていたんじゃないか?

って、あらぬ疑いをかけてきやがったわ。


まったく、オキャマって、
どうしてそういう発想しかないのかしら。

プンプン



とかなんとかやってるうちに、
時間だけは無常に過ぎていて、

せっかくだから、
もうちょっと他のエリアも行ってみましょうと、

少し園内を歩いてみることに。



全体マップを見ると、

後楽園遊園地って、
大きく分けて2つのエリアで構成されているのね。

今までいたサンダードルフィンとか観覧車があるエリアが
割と最近できたのか、新し目の建物が多く、

もう一方のエリアは、
なんか、ビンテージ感というか、古い感じの乗り物が多いエリア。


そのヴィンテージエリアには、

雨の日でも楽しめる、屋内遊園地があるんだけど、

その周辺に近づくにつれて目に飛び込んでくる、
ものすごい数のコスプレイヤーさんたち。


ちょっとしたステージみたいなところでは、

メイド服姿のメガネ女子
プチコンサートみたいのを繰り広げてるし、

それを必死に眺めてる、
A系アキバ系)男子の大群。

あきらかに、先ほどのエリアとは違う雰囲気。


すごい!

完全に浮いてるわ。ワタシたち。


ほんとはもうちょっと見ていたかったんだけど、

そろそろ日も暮れてきたので、
とりあえず、屋内遊園地を覗いておきましょうってことに。


そして、入り口に行ってみてビックリ。

本日貸し切り」の文字が。


え?貸し切りなの!?


これはマイケルジャクソンの来日とは関係ないよね?

なんて思いつつ説明を読んでみると、


今日は17時から
コスプレイヤーさんたちのクラブイベントがあるらしく、

それで、屋内遊園地のジオポリスを貸しきっているらしい。


てか、これで理由がわかった。

なるほど、だからコスプレしている人が多いんだ。


今日は、そういうイベントの日なんだね。



ま、そんな感じで、
乗れる乗り物にはほとんど乗ったけど、

やっぱ、サンダードルフィンを超える衝撃はなかったわ。



一応、個人的にお勧めなのは、

スカイフラワー」っていうパラシュート?が上下するやつと

舞姫」っていう、レトロなコースター。


てか、舞姫は意外とヤバイ。

詳しくは書かないけど、乗ってみるとわかる。


意外とヤバイ



そんなこんなで、

他の乗り物も全部紹介してあげたいけど、

長くなってきたので、そろそろ終わります。


続きは、ぜひ、
自分の目で確かめに行ってみて☆


後楽園遊園地は、
友達と行くより、カップルで行くのに向いてます。


てか、ラクーアっていろんなお店も入ってるし、
食べるところも充実してるし、

サンダードルフィンだけ乗って食事して帰る
って使い方に向いてるのかもしれない。


絶叫マシンが大好きな人は、

ぜひライドフリーを買って、
サンダードルフィン10連続くらいで乗ってください。

マジで中毒になるから。


あー、懲りずにまた乗りたくなってきちゃった。

だれか、オキャマと一緒に遊園地に行きませんか?


観覧車の中で恋愛相談に乗りますよ。

でも、15分以内でお話くださいネ


きゃは☆