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ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

10月のワタシ (後編)


これは、前回の続きです。

まずは先に前編をご覧ください。


よろしくどーぞ☆


そして、ついに、


初、対面。



あ、やだ、意外とカッコイイ☆


ワタシ、会ってみてキモかったら、
突然に腹痛を起こす準備はできていたんだけど

それはもう、二日酔いすら吹き飛ぶほど、
ワタシ好みのカッコイイ男。


女ってだめね。

なんだかんだいって、好きな男の顔をみたら
すべて許せてしまうもの…。

いや、まだ(?)好きになったわけじゃないけど?


そして、その24歳の感覚的男に導かれるまま、
彼のお勧めのお店でお茶することに。


ふふふ、あまりに暇だったから
この辺のカフェとかチェックしちゃったもんね。

きっとあの店かな?
いや、あっちの和風なお店かも?

なーんて思いを打ち砕くかのように

歩く、歩く歩く。


住宅街をすり抜け、線路沿いの細道を歩き、

もはや、最寄り駅がどこだかわからないくらい歩いて
ようやく、そのお勧めのお店に到着。


あ、でも、
なんか落ち着いた感じのカフェじゃん。

お客も少なく、静かな店内。


席に座ると、
さっそく食事メニューを見入る彼。

あ、お茶するっていっても食べるのよね?
よかった、さっき好き勝手に食べちゃわなくて。


と、店内の様子を観察していたら、

僕はコレにします。前菜とかどうします?
と、彼。


えっと、ワタシは何がいいかしら?

と思いメニューをみてビックリ。
金額が予想より2倍は高い。

パスタが1品2000円だし、
前菜とかも1000円以下のものが少ない。

ま、いっか、イケメン君との食事だし。


と、わけのわからない理屈で、料理をオーダー。
ドリンクはもちろんノンアルコールで。


てか、ここに来るまでの間もそうだけど、
彼との会話ってば、ことごとく弾まないのね。

ま、メールでのやりとりからして
推して知るべしって感じなんだけど、


学校ではどんな勉強してるの?
とか、
住んでるのは小田急線?どの辺?
とか、

個人的なことを聞こうとすると、
はぐらかすばかりでまともに会話にならない。

これも個人情報保護法の影響なのか?


一方彼は、

ワタシが31歳には見えないってことを
やたら強調してきて

なんだか、表面的な会話ばかりしてくるの。


それなら、と、
彼の着ている服のことを褒めだすワタシ。

いや、別にたいして褒める要素はなかったんだけど。


そしたら、
今まではぐらかしていたのが嘘のように、

急に生き生きとした顔で、

今日は全身で300円なんすよ
と、彼。


300円!?

ワタシが驚いた顔をしていると、

あ、このTシャツがユニクロで300円。
あとはみんなもらいものなんです。パンツは3万円、靴は5万円。
要らないっていうのをもらったんです


あ、そう。
それは300円ではないじゃん。

そう思ったけど、あえて言わず、

彼のシンプルなファッションセンスと
その人から物乞いする手腕を褒め称えてあげていたら、


あ、それってエイプのですか?
と、急に、ワタシの迷彩柄リストバンドに注目しだす彼。

いや、これはTOMMYのなんだよって教えるも
勝手にワタシの手から外し、手首に付ける彼。

ひやだ、そうやって
そのパンツも靴もゲットしてきたってわけ?

悪いけど、その手には乗らないよ。
これは思い入れのある品だし、あげないわよ?


なんとかリストバンドを奪い返し、
食事も終わり、緊張もほぐれてきたのはいいけど、

もう、話すことが、ない。


表面的なことに対する会話なんて限りがあるし、
かといって趣味の話もまともにできないし、

もう、話すことが、ない。


それは相手も同じなのか、
携帯を取り出してはなにやら操作している彼。


やたら方向キーを押してるけど、
まさかテトリスをやってたりしないよね?


しょうがないから、

ワタシも携帯で友達にメールしたりして
やり過ごしていたんだけど、


急に、

お酒飲んでくださいよー
と、言い出す彼。


え?でも体調良くないし、今日はアルコールはちょっと。
と言っても、

じゃあ僕も飲みますから、いいですか?
と、彼。

その”じゃあ”はどこにかかってる?



うーん、どうしよう。
このままお互い沈黙してるよりはいっか。

お酒を飲んだら、いろいろ話してくれるかもしれない。


そんなわけで、アルコールをオーダー。

ワタシは、大好きなテキーラトニック。
彼はビール。


そして、お酒を飲んだら少しテンションが上がったのか、
自分の普段の生活を話し始める、彼。


ただ、その内容は、

自分がいかに貧乏生活をしているか

その一点について、
あらゆる角度から話してくるの。



お金がないから自炊して1日100円で過ごしている。

お金がないからタバコをやめている。

お金がないからこないだ友達と焼肉いったけどおごってくれた。

などなど。


その都度ワタシも、

へー、料理できるんだ?すごいね、何作ったりしてるの?

へー、タバコは何吸ってたの?

へー、いーな、焼肉とか好きなんだ?


と、話を広げようとするも、

少しでも個人的な内容になると、
携帯をチェックしだす彼。

だから、テトリスすんなっつーの。


いや待てよ。

ここまで貧乏話をするってことは、
ワタシにここでの食事代を払えよってアピールしてる?


ま、相手は学生(自称だけど)だし、
相当お金がないみたいだし

食事代をごちそうするくらいいいんだけど、


ワタシが誘ったわけじゃないし、
しかも、この店高いし、

ま、多少は多めに出そうかしら?

とは思っていたものの、


彼ってばビールをじゃんじゃん飲むのね。

どうもビールが好きらしく、
その異常なペースに驚いて、大丈夫?って聞いてみるも


大丈夫すよ。酒強いんで

だってさ。

いや、心配してるのはそこじゃなく、

お金なんだよ、お・か・ね。


つーかさ、軽く10杯は飲んでるよね?


まあ、お酒のおかげで
沈黙も気にならない感じになってきたのはいいけど、

そろそろバスの終電も迫ってきたので、
いざ、会計に。


席を立ち上がり、レジに向かうと、

あ、俺トイレ行ってきます
と、彼。


出た。必殺トイレ雲隠れの術。


ま、やたら貧乏アピールが始まった時点で
ある程度こうなることは予想していたのでいいんだけど、

レジでのお会計が、1万いくらって。


パスタしか食ってないのに。

これは絶対ビールのせいだわ!!


激動の昭和を生き抜いてきたワタシは、
ここで引き下がるほどお人よしではないので

彼がトイレから戻ってくるのを待ち、
自分の財布には5千円しかない、と伝える作戦に。

(ほんとは1万ちょいあったけど、
全部出したら帰りのバス代がなくなっちゃうし)


すると、彼ってば一瞬、
ほんの一瞬だけどワタシを睨み、

じゃあ、はい
と、ワタシの持つ5千円をむしり取り

自分の1万円札とあわせて会計に。


おめー、金ない金ない言う割りに
万札持ってんじゃんかよー。


結局、割り勘っぽくなっちゃった☆


ま、1万円のたいはんが彼のビール代なので、
5千円ですら出しすぎではあるんだけど。

それにしても、さっきの睨み顔は怖かったお。
(/_・、)クスン



確かに、外見はカッコイイ彼なんだけど、

最初のメールで感じていた通り、
内面とかそういうコミュニケーションレベルでは

一緒にいてツライ。

少なくともワタシとは合わない。


ということで、バスの時間もあるし、
このまま駅に帰ろうと言ってみたけど、

来た道とは違う方向へ歩き出す彼。


え?なにごと?

実はさっきのお金のことすごく根に持っていて、
ひと気のないところでワタシからカツアゲするき?

と、おびえていたら、


ふと立ち止まり、

公園とか好きですか?
と聞いてくる彼。


晴れた日の公園は好きだけど、
夜の公園とかは興味ないよ。

(暗い中歩いて犬のフンとか踏んだらヤだし)

と、答えるも、


どうやらワタシと夜の公園に行きたい様子。

つーか、気が付くと
目の前には代々木公園があるし。


もしかして、そういうの全部計算づくで
さっきのお店を選んだの?


バスの時間があるし、もう帰ったほうがよくない?
というワタシの希望はいっさい無視して、


急に手をつないでくる彼。

不覚にもドキドキするワタシ。


やだ、そんな強引なの、困るんですけど。
年下のくせに。


と、ワタシがおとなしくなったのをいいことに、
公園の中へと引っ張る彼。


ま、夜の公園を散歩するのも悪くないかなー。
夜風が気持ちいいし。

夜の風、ワタシ向き!!


なーんて思っていたら、

俺、性欲とか隠すのって好きじゃないんすよ。
別に恥ずかしいことだと思わないし

と、唐突に言い出す、彼。


いや、別に恥ずかしいとも何も言ってませんが。

これは一人芝居?
なんかスイッチ入った?


トイレいきましょう

ワタシが唖然として何も答えないでいると、
勝手にトイレに連れて行こうとする、彼。


つーか、あんたさっき行ったばっかじゃん。


夜の暗い公園に対して、
やけに明るく感じられる公園のトイレ。

手馴れた感じでトイレの中を見渡し、
個室へとワタシを押し込めようとする、彼。


ちょ、ちょっと何するのよ。

人を、人を呼びますよ?

ここで、
ワタシが騒ぎ出したのでマズイと思ったのか、


なに本気にしてんだよ。試しただけだよ

と、からかうような顔で言い放つ、彼。


ワタシ、これ以上この子といると危ないわ。

いくらイケメンでも、素性もわからない相手と
そういうことしたいとは思わないし


とりあえず、公園の入り口に逃げるワタシ。

追ってくる彼。


私:もうやめてよ。ついてこないで。

彼:冗談なんだから大目にみろよ?

私:開き直るその態度が気に入らないのよ。


両手をついて謝ったって許してあ・げ・な・い。

と、3年目の浮気ごっこをしていると、


突然、唇にキスしてくる彼。


そのときハートは奪われた?


バシんッ!!


違う、そんなんじゃない!

と、自分の気持ちを打ち消したかったのか、

気が付くと、
彼を平手打ちしていたワタシ。

(とっさに出る手がグーじゃなくてパー
ってところが、オキャマの悲しい性)


驚いた顔の彼を尻目に、走り去るワタシ。


でも、ここがいったいどの辺なのか
さっぱりわからないので、

とりあえず、大きな通りで
タクシーひろって無事、家に帰ってきました。

もう、バスの時間はとっくに過ぎていたしネ。


ほんと、いくらネタのためとはいえ、
高くついたわ。笑



…。

以上が、ワタシの近況なんだけど、

なんとも、まあ、
安い恋愛ドラマみたいなことしてるわね。

いや、あれは、彼の一人芝居か☆アハハ



ほんとは恋愛とかしばらくいいかな
って思っていたけど、

最近になって、無理に遠ざけることもないかな
って思うようになってきたの。


てか、ワタシ、美少女だから、
まわりがほっとかないし。

あは☆



そんなこんなで、
この感覚的な彼とのその後も含め、

(もう、次はないと思う)


また来月お会いしましょう。


ちゃおちゃおー!!



きゃは☆