ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

秋のエアコン戦争

 
こんにちわ。

また来月お会いしましょうとか言っておいて、
ちゃっかり更新。

だって、だってだって、

ある人からのコメントに、

更新されてるかどうか”お墓参りのような気持ち”で見に来た
とか書かれてて、

そんな、だまって死人にされてはタイヘンっ!
と、奮起して更新をしてみたの。


これからもできるだけ更新はしていくから、
みなさんもお墓参りのような気持ちでみにきてください。



ということで、どーぞ。


※※※

人によって暑がりだったり寒がりだったり
いろいろあると思うんだけど、

最近ウチの部署に異動してきたふくよか男子(=デブちゃん)は、
そのレベルが異常すぎて困ってます。ハニャ

いや、太っていること自体はいーーんだよ?
体質とか他人にはわからない事情もあるだろーし。

でも、その異常なまでの「寒がり体質」は、
彼の周り、いや、ウチの部署全体で問題になってます。


てかてか、これは先入観かもしれないけど、
ふくよかな人って、たいてい「暑がり」なんだと思っていたの。

ほら、なんつーの、真冬でもしょっちゅう汗かきながら
ゴハンとか食べてるイメージ。(イメージできる?)


でも、彼は真逆の、寒がりータ
そして、自己主張が強いときたっ!


彼ってば、職場がよっぽど寒いのか、
カーディガンの上にコートまで着込んでるし。
その姿はさながら”エスキモー”のよう。


そうなると、必然的に、
エアコンの設定温度でもめるわけで…。


ウチの部署にはスタッフが約20人いるんだけど、
彼以外は通常レベルの温度感覚を持っているため、

これは、1対19の戦い。

数じゃ負けないっ!ミンティア


いや、何も彼を苦しめようとしてるわけじゃないのよ。
ただ快適な環境で仕事をしたいだけで。

そんなささやかな希望を持つことすら許されないというのですか?
(大げさ)


例えば、先週のように秋晴れが続いたある日の午後。

部署にはパソコンも多く稼動しているため、
エアコンは、「冷房 27度 自動」に設定されているのね。

ま、冷房といっても27度だし、
ワタシとしてはむしろ少し暑いくらいなんだけど、
これが、われわれの精一杯の妥協点。

ところが、その日はいつもよりすごく室温が高いの。


これがもし、自宅だったら、

「あー、秋の陽だまりって気持ちいいー。
昼寝でもしちゃおっかにゃ?」ってなるかもしれないけど、

ここは職場。これでも仕事してるの。


もしかして、日ごろのジムの成果で代謝が上がった?
たいして行っていない
と思い、隣の女子に確認してみると、

その子も、
「暑くてやってらんなーい」と小声でつぶやく始末。

てか、よく見ると、エスキモーの隣に座ってる女子なんて、
あからさまにうちわで扇いでるし。


こ、これは、エアコンが故障したのか?


さすがに心配になって、
少し離れた場所にあるエアコンのパネルを確認しに行くと、

なんと、電源が切られている。


へー、敵もなかなかヤルじゃん。


エスキモーを一瞥し、
エアコンの設定を「冷房 27度」に戻す。
ただし、風量は「」。

だって、このままじゃ暑くて仕事にならないしー。ブウブウ


しばらくして、快適な室温になってきたので
午後もじゃんじゃんバリバリ働いていたら、
なんだか、体がだるい。もあーっとする。

つーか、室温上がってない?


よく見るとエスキモーってば、
昭和のドラマに出てくる事務員がしてるような
手首からひじまでを覆う”袖だけスモック?”を着用し、

涼しい顔でキーボードを叩いている。
(それどこで売ってるの?)


なんとなく嫌な予感がして、
またまたエアコンパネルを確認しにいくと、

エスキモーからの強い視線が。

こ、怖い。

犬ぞりで轢き殺す気か?


でも、その前に
この暑さで神経が参って死んでしまいそうだったので、

案の定、電源が切られていたエアコンを
再び、「冷房 27度 弱」に設定。

この風量「」ってところに、
ワタシの一抹のやさしさを感じとって欲しい。

この想い、彼に届けっ!!


その後、自分の席に戻るのを、
部署のみんなからねぎらう様な笑顔で迎え入れられ、

あー、一日一善だよ。
いいことすると気持ちいいワね。

ただひとり、すごうく睨みつけてくる人がいるけど、
気にしない気にしない。


民主主義とは、多数決の原理なんですよ?

と、まあ、その日はとりあえず、
われわれ民衆の勝利。


んで、別の日。

もう、エアコンを切ったり入れたりを繰り返すのは
暗黙の了解っぽくなっていたんだけど、

今回は、エアコンの電源が切られていないにも関わらず、
すごくすごーく暑い。

なぜ?


その日は土曜日だったので、
このフロア内では、お休みしている部署も多く、

他がエアコン入れてないからいつもより暑いのかな?
って思ってたのね。

それならと、エアコンの設定を「冷房 26度 自動
と1度下げてみるも、がぜん暑い。

あれー、今まではこんなことなかったのになー

と思い、念のため、
他の部署のエアコンパネルを見てびっくり。

暖房 26度 強


おいおい、ふざけるなと。この暑いなか暖房かよ。

これが日本vs北朝鮮だったら、
暖房はすなわち、テポドン。核爆弾を意味する。

まさか、他部署のエアコンを操作してまでして
攻撃の手をゆるめないとは思わなかった。


慌てて核爆弾のスイッチを切り
仲の良い同僚に相談メールを送信。

国連安保理決議の結果、彼の動きをみんなで監視し、
彼がエアコンのパネルに近づいたら、
お互いに報告しあうことに。(ジュネーブ法案)

点在する情報部員から、
彼がエアコンパネルに近づいたと報告が入れば
すぐさま、ワタシをはじめとする特殊工作員が核爆弾を撤去。

なんとか一命は取り留めたよ。ふぅ


秋のエアコン戦争。

ほんとは話し合いで解決できればよいのだけど、
こればかりは体質だからどうしようもないんだろうし、

何より、誰も彼と話したくはない


そんな彼は、今日お休み。

デスクの上には、せみの抜け殻のように、
袖だけスモックが置かれている。


きゃは☆