大学生ナイトに潜入した30代のオキャマ その2
で、続きね。
そもそもこの大学生ナイト、
同い年の子と一緒に2人で潜入するつもりだったんだけど
もう一人、ワタシたちに合流することになったのね。
その子は現役の大学生で、しかも19歳。
大学1年生の初々しい子なのよ。
なんでも地方から出てきたばかりで、
イベントとか参加してみたーい☆ってことで、
ミクシィでワタシにメールをくれた子なの。
ほら、ワタシってミクシィでは顔画像を公開してるから
ゲイの子から、その美しさゆえ、メールをもらうことがあるのよ。
でも、画像が3年前から変わってないのは内緒☆
てか、この手のイベントって、まず、
入り口の外にたむろしてる人の数でその人気の度合もわかるんだけど、
平日にもかかわらず、かなりの若い子たちがたむろってるのね。
でも、今日は大学生ナイト。
単純にお金を持ってなくて入れない子たちなのかも?
と思い、中へ入ると、
なんだか人の出入りが激しい。
とりあえず、入口で入場料を払いフロアに出ると
驚!愕!!
なによ、この人ゴミ。
つうかメチャメチャ暑いし。
すみませーん、
エアコン全下げでお願いしまーす☆
もうほんと蒸し暑くて、風もない地下のハコだから、
ただじっとしてるだけで全身から汗が。
やだ!!さっきのビールのアルコールが飛ぶわ。
ここに30分もいれば1kg痩せそう。
とか思いつつも19歳くんを待っているんだけど、
ぜんぜんフロアに入ってこない。
もしや、怖気づいた??
しょうがないわね、迎えに行くとするか
と思い、入口の方に行くと、やっと19歳くんが入ってくる。
なんでも二十歳未満は入場できないって言われたらしく、
入るのに手間取りました!とのこと。
手間取ったってあなた、どんな手を使ったの?
ま、これは大学生ナイトだし、
現役大学生が入れないってのもおかしな話よね。
とまあ、入口のあたりでたたずみ、
人の多さと蒸し暑さに圧倒されていると
あとからあとから入ってくる大量の学生。
あー、すごく暑いし汗のニオイとかすごいけど、
これが大学生のなんだ?って思うだけで
割と平気な気がするー。
あー酸素も薄いし、このまま気絶してもいいわ!!
とか思って後ろを振り向いたら、
40過ぎのおじさんの集団が!!!!
オマイガッ!!
なんだよオメーら。若者狩りか??
(30も40も変わらないとかは言わない約束☆)
つーか、なんかやっぱ暑すぎる!ダメ!!
ってことで、ものの5分くらいで外へ。
たぶん外でも30℃近くあるんだろうけど、
がぜん涼しいのね。風があるし。
そんな感じで、中に入ったり外で涼んだり、
まるでサウナのような感じで出たり入ったりしてると、
けっこう顔見知りのオキャマがいることに気づいたの。
みんなワタシと年令が近いはずなのに、
なに?密かに流行ってるの?大学生ナイト。
よく見ると、混雑にまぎれて若い子に抱きついてる
顔見知りのオキャマもいるし
すごい、ずるい!!
とりあえず、せっかく来たんだしってことで、
ダンスフロアで踊り狂うワタシ。
なんだか大量に飲んだビールのアルコールが
会場の熱気でほどよく回ってきて心地よい。
とか思って踊っていると、
なんかやたらとぶつかってくる子がいるのね。
コイツクスリでもやってるのかしら?
って思うくらい不自然にぶつかってくるの。
ちょっとそこのブスいい加減にしなさいよ!
と思って顔をマジマジとみると、
いやだ、カワイイ☆
「*+%(&jぅgんll;」
え?なに言ってるか聞こえない。
パードゥン?
もいっちょパードゥン!?
そのかわい子ちゃん、何か話しかけてくれるんだけど、
クラブの爆音でよく聞き取れないのね。
すると、
急にワタシの腕を掴んで、
外へと連れ出す彼。
明るいところでみると
変なパーマは、花より男子の”道明寺”みたいだけど、
年上の女は、こういう強引なのに弱いのよねー。
そして、その後どうなったかは、
次回、気が向いたらで。
あは☆