オキャマのお引越し その2
ということで、
引っ越し先で落ち合うことになったワタシたちだけど
ワタシたち=ワタシと引っ越し屋さん、ね。
もう、あまりの暑さに歩くのもダルかったので
タクシーで引っ越し先まで移動したのー。
で、先に到着したワタシは、
とりあえずエアコンつけて、部屋を冷却することに。
設定温度、18℃だって。地球やばい。
てかさ、新しく住む部屋は、6畳と前より狭いので、
エアコンが効くのがガゼン早くて、
狭い部屋にもそれなりにメリットがあることを実感していると
ピンポーン!と玄関のベルが。
やだ、もう着いたのね。
そんなに早くワタシと会いたかったぁ??
と、ツナギくんたちを出迎えようとドアを開けると
全身白い服に、白いサンバイザーをつけた小柄女性が。
ええっ!?あなたは誰?
ワタシ、スカラー波とかそういうの興味ないんですけど?
と、警戒していると、
「あなたがこんど引っ越してきた方?」
と、白装束のオバサン
なに?ここってそれ系の研究所があるとか?
ゴメナサイ、ニホンゴワカラナイデス。オッパッピー。
と、何も答えないでいると、
「あ、私、大家の○○です。よろしくお願いしますね」
と、白装束オバサン。
あら、そうなんだ。それ早く言いなさいよ!
ということで、月並みな挨拶をかわし、
「ゴミ出しだけは注意してくださいね。この辺厳しいから」
と、不吉な言葉を残して去って行った白装束の大家さん。
つか、その後なんどか見かけてるんだけど、
いっつも白装束に白いサンバイザーなのよね。
なんかちょっと、アレだわ。
で、大家にもらったゴミの回収日の表を眺めていると
ついに、引っ越し屋のツナギ軍団が登場!!
軍団っていっても2人だけど。
で、やっぱ手際はよくて、
あっという間に荷物を運んでくれちゃうのね。
そして、もうほとんど運び終わったころ、
若い方のツナギくんがワタシのそばにやってきて、
「ちょっとだけココ居ていいスか?涼しいんで」
と、照れたような顔して言い放つのね。
ちょっとじゃなくて、ずっと居なさいよ!
好っきよ、好っきよ、離れないで~
秋からもそばにいて!!
と思い、というか念じていると、
急に次の仕事が入って困ってるとか
身の上話をしてくるのね。
その話の合間に、やんちゃツナギくんのプロフを
いろいろ聞き出してみると、
彼は19歳で大学生。
夏休みだから引っ越しの仕事をしてて
住んでるところは、横浜の方。
そして、好きなタイプはリア・ディゾンだって。
やっだ、それワタシじゃん!!
ねえ、うちら付き合っちゃう??ねえ!ねえ!!
とか思っていると、
「じゃ、次があるので失礼します!ありがとうございました!」
と、やんちゃツナギ。
ま、そうだよね。
理想のタイプと付き合うタイプは違うよね。
(そういうことではない)
ということで、引っ越しは無事?完了。
そういえば、この引っ越しに合わせるかのように
ワタシ、男と別れたのよね。
あーあ、男の引っ越しもはやく済ませないとだわ。
あは☆