おばあちゃん効果！？

この間、仕事帰りに西友に寄ったんだけど、何かおかしいなって思ったのね。
何がおかしいって、
いつもなら置いてあるはずのものがないのよ。

その品物は、豆乳。

そうえいば、2日前に西友に寄ったときも売れ切れだったし、
普段、売り切れることなんてないほど在庫過多で置いてある豆乳がないなんて、
何があったんだろうって思ったのね。

それは、普段会社をめったに休まない同僚が何日も続けて会社を休んでいるときのような感じで。
何かよくないことが起こる前ぶれのような気がしたの。

もしくは、
源さんちのしずかちゃんが、豆乳風呂に入るために買い占めてしまったとか。


そもそも、ワタシ、
結構前から豆乳を飲み続けているのね。
プロテインと混ぜて飲んだり、そのまま食事の時に飲んだり。
ジムで損傷した筋肉に、たんぱく質の栄養を与えるために。

てゆうか、
女性誌読んでばっかりだから筋肉を損傷なんてしてないんだけど、それはソレ。
一種のセレモニーみたいなものよ。
ジム行ったらプロテイン、みたいな。
あは★

30代が近くなると、夜に炭水化物や脂肪をとると、
確実におなかの脂肪として蓄積されちゃうじゃない？
だから、夜はたんぱく質主体の食事を心がけているんだけど、
その中でも豆乳は大切なのよ。

で、
その豆乳さんを、最近見かけなくなったの。

こういうのって、割と困るでしょ？

もう、仕方ないから、お得意の西友サービスカウンターまで行って聞いたわよ。
「どうして豆乳が置いてないんですか？」って。

そしたら、
「ちょっと担当を呼んできますので、少しお待ちいただけますか？」
と、応対してくれたリアル女子店員。

お待ちいただけますか？と聞いておいて、ワタシが返事をする前に勝手にいなくなるのはどうかと思ったけど、
ワタシ、心根がやさしいから、そのまま待つことにしたの。

で、しばらくしてやってきたのが、割とイケメン風な店員なのね。
「食品仕入れマネージャーの○○です。」
と、イケメン店員。

やだ、しゃべり方がハキハキしてて声もかわいい。
見た感じ30代前半て感じのイケメン君で、身長も170ジャストくらいで食べごろサイズ。

一瞬、どうしてワタシがここにいるのか忘れてしまったほど、見とれてました。

ワタシ、なんだか妙に緊張しちゃって、
「△△です。」っていきなり名字を名乗ったりしちゃって、ちょっぴりおちゃめさん。

てゆうか、こちらから何か話題を提供しないと場が持たない感じになってきたので、
本題の豆乳の件を聞いてみることに。

「ワタシ、毎日西友に来てるんですけど、豆乳が買えなくて困ってるんですぅ。」
別に毎日来てるわけなんてないんだけど、できるだけ被害者ぶって、困っていることをアピってみたり。

すると、
「この間、あるある大辞典で豆乳が紹介されてから、在庫切れの状態がつづいてるんですよ。生産が追いつかない状態でして・・・。」
と、イケメンマネージャー（以下、イケマネ）。

なるほど、そういうカラクリだったのか。
浅はかな主婦たちが、テレビを鵜呑みにして豆乳を買いあさっているわけね。

とかいうワタシも、メガネのクロス洗顔とか、クミスクチン茶（テカリ防止に効くというお茶）とか試したくちなんだけどサ。
美容ネタには弱いわ～。

でも、だいたいこの手のブームって2週間も経てば終わるから、
もう少し待てばいいのねと思ってみたり。

だって、クロス洗顔なんて不潔な感じがしてすぐやめちゃったし、
クミスクチン茶は煮出すのが面倒で、ティーバッグを靴に入れて防臭剤みたいにして使ってる始末だし。

オンナゴコロと秋の空。
とかくココロが移ろいやすいのよね。

で、仕方なく、
「しばらく待てば買えるようになりますよね。
ウチのおばあちゃんが豆乳大好きだったので、できれば買ってあげたかったな・・・。」
とか、
ちょっとしたアドリブを混ぜつつあきらめて帰ることに。

すると、
「そういうことでしたら、今度入荷したら取り置きしておきますよ。」
と、イケマネ。

やだ、なんて親切なんでしょう。
“おばあちゃん“てのが効いたのかしら。それともワタシがかわいいから？


もちろん、
ひとり暮らしのワタシの部屋には、おばあちゃんなんていないんだけどね。

きゃは★