元カレファイル 出会い編

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昨日の日記で、ワタシの恋愛経験が少ないって書いたけど、
今日は、”ワタシの上を通り過ぎていった男たち（＝元カレ）”について書きたいと思います。


ワタシには、公に認めている元カレってのが３人いるのね。
ほら、３ヶ月未満の恋とかって、付き合ったとは呼べないじゃない？
まだまだクーリングオフ期間だと思うし。


そもそもオキャマの世界って、ノンケさんよりもお付き合いする期間が短い傾向にあるの。

きっと、男女の付き合いと違って、すぐに体を許してしまうのも原因の一つだと思うのだけど。

やっぱさぁ、同じオトコ同士の恋愛だから、割と性欲に従順じゃない？

デートを積み重ねて盛り上がっていくノンケ式の恋愛と違って、
”まずはエッチ。それから・・・”みたいな感じになりがちなのよね。

ま、エッチの相性が合って、性格も合えばうまくいくんでしょうけど、
”好きになれるかも？？”で付き合って、
だんだんと冷めていく”減点方式の恋愛”が多いのが現状なの。


ワタシ？？
ワタシはそんなに簡単に殿方にマタを広げたりしないわよ。
これでも身持ちは固い方なんだから。
たぶんヨ。たぶん。


というわけで、そんな中、
初めてまともに付き合ったと思える、最初の元カレから紹介しまーす。

きっとその元カレ、このblogを見ていると思うけど、
いいよね？いいわよね？
書いちゃうよ。洗いざらい。
あは♪


あれは、ワタシが２１歳の時の夏だから、去年かおととしかしら。
（なんてね、ウソよ。何年も前の話。）

当時、池袋のゲイバーによく飲みに行っていたワタシは、
そのお店の人に、テニスに誘われたのね。

てゆうか、
「秩父の方でテニス合宿があるから、あなたも来なさいよ！」
みたいな強い口調で誘われたんだけど。


テニスって、学生時代に軟式テニスをやっていたことはあるけど、
今回誘われたのは、もちろん硬式のテニス。

ほら、同じように見えて仕組みが違うじゃない。

硬式って、ボールとか当たったら痛いし。


でもね、当時学生だったワタシは、この長い夏休みの処理方法に困っていたこともあり、
３秒考えてから、
「参加します！」って答えたのね。

で、なぜか自宅の物置にあった硬式ラケットを引っ張り出し、
いざ、秩父へ。


秩父って、ほんとに山奥にあるのね。
西武線で行ったんだけど、途中、飯能駅を過ぎたあたりから景色がガラっと変わって、
山と木と民家が少々って感じ。

このまま行って大丈夫？突然獣に襲われたりしない？？
みたいな。

都会の喧騒に慣れたワタシを、だんだんと不安にさせる景色だったの。


とはいっても、電車内はオキャマだらけ。

朝っぱらからビールとか飲んで若い子にからんでるオヤジもいるし、ほんとゲイバーの延長上。

なんだか妙なテンションのまま、合宿先に到着したのね。


で、着いてみてビックリ。
ホモばかりが３０人近くいるのよ。

ワタシたち池袋の飲み屋チームは１０人ちょっとだったんだけど、
他にも人づてで参加してきた人がいるらしく、
合計で３０人近くになってたのね。

ほとんどが年上３０歳以上で、
見た目はスポーツマンのオキャマがわんさかいるのよ。

当時、年上が好きだったワタシは、
テニスなんかそっちのけで、イイオトコ探しに夢中★


てゆうか、合宿っていってもアレでしょ。
申し訳程度にテニスをやって、宴会がメインなんでしょ。

とか思っていたら、かなり本格的にテニスをやるはめに。

しかも、ランキングと称してシングルスの対決とかするらしいの。

つか、対決したわよ。


みんな、ワタシがかわいいからって、イジワルなコースにばかり球を打ってくるもんだから、完全にボロ負け。

ま、硬式テニスはほとんど初めてだったしね。

いいのよ。ワタシはこの場所にいればいいんでしょ？
マスコットガァルみたいなものなんでしょ？

そうやってワタシを、いやらしい目で舐め回すように見つめていればいいんだわ。


てゆうか、そんなことは割とどおでもよくって、
超初心者のワタシより、さらに下手な子がいたのには驚かされたわ。


その子ってば、すごいの。
だって、ラケットにボールが当たらないんだもん。

ほら、テニス初心者の子って、
ホームランみたく遠くに飛ばしてしまいがちじゃない。

力加減とかラケットの面の向きがわからないから、
放物線を描いてフェンスを直撃！！みたいな。


でも、その子は違うの。
いっさいラケットにボールが当たらないの。


”あなた、ラケットにガットは張ってあるの？？”

と真剣に聞きたくなるほど、ラケットをすり抜けていくテニスボール。

ワタシ、ただコートにボールを入れるだけで勝てちゃったわ。


その子のおかげで、ランキングのビリにならずに済んだけど。
なんか、アレよね。ま、いいわ。


で、この手のランキング形式の試合って、下手な子ほど試合が早く終わるじゃない？
上手な人は打ち合いになるから試合時間も長くなるし。

ワタシ、そのガットを張ってない子との最終対決を終えたあと、
圧倒的にヒマになったのね。

で、同じくヒマを持て余していたその”ガット無し娘”と一緒に、うまい人のプレイを見学に行きましょうってことになったの。


てゆうか、違う。ぜんぜん違うの。
ちゃんとテニスっぽいのよ。

ワタシたちがさっきやっていたのは何？
いったい何の悪ふざけだったのかしら？

と思わされるほどの、歴然とした差。


で、いろいろと見て回っていたんだけど、
一人、なんか良さげな男子を発見したのね。

（もはやこの時点で、テニスには興味なし★）


ワタシ、池袋の飲み屋チームの一人がそのイケメン兄貴と話してるのを見かけてたから、
その人に、
「ねね、あの人ってどんな人？」
って聞いたの。こっそり。

そしたら、
「だったら、ここに呼んでくるから自分で聞きなよ。」
ですって。


きゃ。はずい。
何をどう聞けばいいのよ。

ワタシ、こういうアドリブとかすっごく弱いんだから。


数分後、ワタシの前に現れたイケメン兄貴。

（って当時は思ってました。・・・今でも？？）


ぶっちゃけ、何をどう話したのか覚えてないんだけど、
とりあえず、これが出会い。

で、どうやって付き合うまでに至ったかって？？
それはまた後日ネ★

うふふ♪

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