ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

元カレファイル ストーカー編

★人気blogランキング、本日の1位は??★

前回の”元カレ”ファイルの続き。

恋のためなら、ワタシ、ストーカーになってやる!!
みたいな。
あは★


てゆうか、
この間はアレよね。テニスコートで出会ったところまでお話したのよね。

で、その後、夜の宴会とかあったんだけど、
ワタシってほら、”ちょっとおしゃまなハニカミや”さんじゃない?

だから、宴会でも、その人とほとんど会話することなく合宿が終わっちゃったのね。

そもそも、こういうのってオトコの人から積極的にアプローチがあるべきものでは?
なんて、その頃はちょっぴり思っていたのもあったりして。

でもね、帰りの電車の中で席が近かったから、
何かの話の流れで、普段どういうところに飲みに行くかとかそういう話をしたのは覚えているの。

ほんとは電話番号でも聞ければよかったんだけど、
(ちなみに、携帯のメルアドとかない時代です。)
その時は、ほんとに、話してるのがやっとというくらい好きになりかけてて、
とてもそんな余裕はなかったのよ。


で、ワタシ、家に帰ったのはいいけど、
軽く恋わずらい。

I'm just a woman~恋に落ちて in サマー。

夏休みでヒマだったってことも手伝って、
なんとかもう一度会ってみたいって思うようになっていたのね。


なんていうのかなぁ、
もしも、まったくその人のタイプと違っていたら諦めてたと思うけど、
人づてに、ワタシのことをかわいいと言っていたという情報をゲットしていたのよ。

だから、帰りの電車で席が近くになったときも、
「どうしてこのオトコは、力ずくでもワタシをモノにしようとしないのかしら?」
なんて、高飛車なことを思っていたりしたんだけど。

よく考えたら、相手もオキャマ。
心はオンナなのよね。

オキャマには待ち子(相手から言われるのを待つ子)が多いわけよ。


で、
なんとかして会えないものかしらって思っていたんだけど、
ふとあることに気がついたの。

電車の中であの人と話した幸せのひと時。

ワタシ、何を話したんだっけ??

そう、
お互いによく飲みに行くお店について話したんだったわ。

お店??

そうよ!その人がよく行くという飲み屋さんよ!!


で、行ってみたのね。そのお店に。

その飲み屋ってのが新橋にあったんだけど、
ワタシ、1人で踏み込みました。

別に、友達と一緒に行ってもよかったんだけど、
より”ホンキ度”をアピールするために、一人で。

それに、オキャマ友達って、余分な情報を言ったりしてジャマしかねないしネ。


てゆうか、新橋。

普段、池袋か新宿のゲイバー(ゲイ向けの飲み屋)に飲みに行くワタシには、
まったくもって初めての場所。

駅を降りたのはいいけど、どの辺にそのお店があるのかわからなかったのね。

思いつきで出かけてきたのはいいけど、
新宿2丁目みたく、その通り全体がゲイバーっていうわけでもなさそうだし。

とりあえず、普段いろんな場所で飲み歩いてる知人に電話するワタシ。

そのお店の名前を告げると、行ったことがあるから道案内してくれるとのこと。
意外と駅から近くて、あっさり着いちゃったわ。

でも、新橋ってアレね。
ノンケ向けの風俗街の中にお店があるから、客引きとかがスゴイの。

か弱いワタシの腕をつかんで、力ずくでお店に呼び込もうとしたり。
んもう、強引なんだから。

群がる男ども(=単なる客引き)を振り切り、あの人が待つ酒場へ。


で、いよいよ目的の場所にたどり着いたワタシは、
超ドキドキしながらお店の中に入ったのね。


そこは、カウンターと小さなボックス席のこじんまりとしたお店で、
新橋いえばソコ!っていうぐらいうの超有名なゲイバー。

今でも営業してる人気店なんだけど、
ワタシが行った平日の20時ごろには、誰もお客さんがいなかったわ。

そこに行きさえすれば会える!
と、勝手に思い込んでいたワタシは、ちょっとガックシ。

今にして思えば、
その人って、平日に飲みに行くようなタイプの人ではなかったんだけど、

恋って盲目★
ブラインド・ラヴ。

なんでも自分の都合のいいように考えちゃうのよね。

で、そのお店に誰もいないとわかったワタシは、
お店の人に聞き込み開始。

最初に接客してくれたお店の子(店員A)は、
その人の名前を言っても、全然知らない感じだったのね。

てゆうか、何人もお客の相手をしてるわけだから、名前だけで思い出すのも難しいとは思うんだけど。

なにぶん、ワタシもほとんど知らないわけじゃない?
だから、その人の住んでる場所とか特徴とか説明できないわけよ。


で、その人のことをなんとか思い出してもらおうと、いろいろ話していたら、
別のお店の人(店員B)が、その人のことを知ってると言うの。

「普段よく一緒にテニスをするから知ってるわよ」って。


やだ、早く言ってよ。
店員Aはもう要らないわ。


で、わかった情報は、
”その人はめったにこのお店に来ない”ということ。

やだ、なにソレ。
だめじゃん。
全然、だめじゃん。


落ち込んでいたワタシを見てかわいそうに思ってくれたのか、
ここで、その店員Bが、
ワタシに重要なヒントをくれたのね。

新宿のとあるお店に行けば、もしかしたら会えるんじゃないかって。

そこはテニスサークルの人たちが集まるお店だし、
マスターがいろいろ知ってるはずって。


やったね。
店員Bには、”やさしさライセンスの2級”を差し上げます。


で、
急に元気がモリモリでたワタシは、
次の現場、新宿へ、山手線で急行。


そのお店、
2丁目ってこんな場所にもお店があったんだぁ、
っていうくらい、ちょっと外れた場所にあったり。

ま、どうせ今日はその人、飲みに出ていないんだろうと思いつつ、
お店に入るワタシ。


ドアを開けてカウンターを見ると、
ワタシに向かって微笑むその人が!!



なんて、ドラマのような展開はあるわけもなく、
2、3人のお客さんがカウンターで飲んでいるだけだったり。

知ってる。知ってるわよ。
チャンスは自分で掴むのよ!!(by 桜田ズンコ)


さっきの新橋の店員Bから聞いた、
”マスターがいろいろ知っているはず”
っていうフレーズが頭にこびりついていたワタシは、

さっそくマスターに話しかけてみたのね。


カクカクシカジカ・・・。

ここのお店に至るまでの経緯を、詳しく話すワタシ。


すると、
マスターったら、

「だったら今から電話してあげるから、明日このお店に来なさいよ。
木曜。いいわね?」

と、相手の了解も得ず、お見合いの日取りを決定。

てゆうか、ワタシも了承してないんですけど~。


おもむろに電話をかけ始めるマスター。


~3分後~

何やらうれしそうな表情で、電話を終えたマスターがワタシに向かって一言。

「そういうことだから。」


え?そういうことって、どういうこと?


あ、でも、そっか。明日会えるんだ。
スゴイウレシイ。

やっぱ捜査の基本は聞き込みよね。

土曜ワイド劇場や火曜サスペンスを毎週欠かさず見ていた良かったと、
このときほど強く実感したことはないわ。


てゆうか、やばい。

明日中にかわいい洋服買わなきゃ。エステにも行かなきゃ。

やだ、明日のバイトはキャンセルよー。



ということで、長くなってきたので、
この続きはまた今度ネ。

次回はいよいよ??

ウフフのフ★

★人気blogランキング、本日の1位は??★