チビッコギャング
ワタシ、久々に2丁目でオールしちゃった。
ほんとはね、深夜2時~3時くらいにものすごい眠気に襲われるのと、
翌日の予定がめちゃくちゃになるから、オールはしない主義なんだけど、
たまにはいいかなって。
で、早朝まで飲んでると、おなかが空くじゃない。
そこで、何かと話題のジョナサンへ。
2丁目へ行かれる方はご存知でしょうけど、あの辺てジョナサンが2つあるのよ。
今回わたし達が行ったのは、新宿通りの方。
先にオープンした靖国通り店は、オープン当初、
深夜になるとサービスの質が格段に落ちることで有名だったのよね。
ホットパンケーキを注文すると、ホットケーキのふちが未解凍のまま出てきたり、
たらこスパゲッティを注文すると、水浸しのスパゲッティが出てきて、
それに対して文句を言うと、「これはスープスパですっ!」と言い切られてしまうというのは有名な話。
今回、わたし達が検証したかったのは、もうひとつの新宿通り店に早朝に出現すると言われる、
「自称ギャングおじさん」を見に行くためだったの。
で、今回、案の定遭遇できました。
そのおじさまは、喫煙席の奥のほうを陣取り、なんだか激しい口調で聞きなれない言語を口走っているのね。
周りの人たちは、おそらく2丁目で飲み疲れて、始発電車の時間を待っているうちに眠りこけてしまったと思われる人たちで、
おじさんの行動や発言は完全無視。
ワタシ達が座った席は、程よく離れていて被害がなかったんだけど、
しばらくすると、そのおじさんが動き出したのね。
なんだか不思議な呪文みたいな言葉をブツブツと発していて、
狼が獲物に近づくみたいにゆっくりとわたし達に向かって歩いてくるのね。
そりゃあわたし達みたいなかわいい子ウサギを目の前にしたら、襲い掛かりたくなる気持ちもよく分かるけど、
もし指一本でも触れようものなら、従業員を呼ぶベル(通称:ナースコール)を押しまくるぐらいの覚悟でいたのね。
でも、そのおじさまは、わたし達を素通りして向こうの方へ。
どうやらドリンクバーに向かっていた様子。
ほっと一安心していたのもつかの間、
戻ってくるときには、不思議な赤い色をした液体で満たしたグラスを持って、
また近づいてきたのね。
そこでワタシ、気になってそのおじさまを見ていたら、目が合ってしまったの。
そうしたらそのおじさま、
「****組の若い衆を***」とか、「***事務所が****」とか叫びだしちゃって、
もう大変。
ほとんど何言ってるか聞き取れなかったんだけど、どうやら暴力団関係の何かを訴えたかったみたい。
でも、そんなことワタシに言われても困るし、小倉優子バリにきょとんとした表情で見つめ返していたのね。
その後、ひとしきりおかしな呪文を唱えて満足したのか、
そのおじさまは、そのまま自分の席に戻って行ってくれたんだけど。
かろうじて起きていた周りの人たちは、何事もなかったかのように普通に食事をしているし、
ここではこの手の出来事は大して珍しくもないみたい。
それよりわたしには、あの赤い色の液体が、ドリンクバーのどのボタンを押すと出てくるのか不思議で仕方なかったわ。
アセロラジュースのように透明でもなく、野菜ジュースのようにオレンジでもなく、血液みたいな色。
トマトジュースってあったっけ?
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