ゴキブリ☆パニック 2
ずっと前からブログを見てくれてる人は知ってると思うけど、
ワタシ、過去にも、
「ゴキブリ☆パニック」って名前で日記を書いたんだよね。
ただ、アレは、以前の部屋での出来事。
今回は、
引越してきた中野の部屋での出来事。
朝、
前日にお酒を飲みすぎたせいかノドが乾いていて、
起き抜けに冷蔵庫に行き、ペットボトルの水を飲もうとしたの。
部屋は全体的に暗かったんだけど、冷蔵庫の明かりで一瞬周りが明るくなり、
そのとき、
何か黒い物体が”サササ”と移動する姿が・・・。
いや、まさか。
引っ越してきてから半年以上たつけど、いまだにヤツとはお目にかかってないし、
ほら、まだ小倉ゆうこ並に頭がぼーっとしてたから、見間違いだと思うことに。
で、コップに水を注いで、もう一度先ほどの辺りを見ると、
なんか、また黒い物体が高速に移動しているのが見えたのね。
たぶん、隣の部屋に移動する途中なのかもしれないし、
今は、何も見なかったことに。
で、その日の夜は、
ウチに友達が遊びに来ることになってたんだけど、
ほら、朝、
気のせいかもしれないけど、黒いアレを見ちゃったじゃん。
それで、
友達を駅まで迎えに行くついでに、コンバット(ゴキブリ駆除装置)を買うことにしたわけ。
もし、アレが見間違いじゃなく、モノホンだったとしても、
このコンバットをばらまいておけば平気かなって。
巣もろとも”こっぱミジンコ”にしてくれるかなって。
一緒に行ったドラッグストアで、
友達からは、ゴキジェット(ゴキブリ殺りくスプレー)の購入を勧められたけど、
あれって、ゴキを殺したのはいいけど、その死骸を処分するのがイヤなんだよね。
どうせなら、目に見えないところで死んでもらって、
何もなかったことにして欲しいじゃない?
部屋に帰ってさっそく、コンバットをばら撒き、
これでもう安心!と、
レンタルしてきたDVDを鑑賞していたんだけど、
途中、トイレに行った友達が、
ものすごい物音と悲鳴をあげてトイレから出てきたのね。
え?ナニ?
赤ちゃんでも産まれたか??
と思い、友達の顔を見たんだけど、
その形相にビックリ。
きっと、死体の第一発見者はこんな表情をするんだろうな的な、
何かに怯えたような、そんな表情。
「ご、ごきごき・・・。」
ユニットバスの方を指差しながら、うわごとのように何かを訴えかける友人。
ごきごきって、まさか。
「ごきぶりさん、居た?」
と、恐る恐る確認。
この時点で、
すでに友人はワタシの背後に回りこんでいて、
もう、ゴキブリを退治するのはワタシ、みたいな構図になっている状況にドンビキ。
ま、確かに、ここは自分の部屋だし、
ワタシが対処するのが自然の流れだとは思うけど、
今この場で殺さないとダメなわけ??
てか、よく見るとけっこうデカイじゃん。このゴキ様。
このまま放っておけば、ゴキ様の気が変わって、隣の部屋に行ってくれたりするんじゃないかなぁ。
めいたことを言っていたら、友達は、
「今すぐ殺して。じゃないとトイレ行けないし。」
「ほら、あんたテニスやってたんでしょ?その自慢のスイングで殺しちゃってよ。」
トイレならウチの前の公園にもあるよ、とか思ったけど、
必死に訴えかける表情を見ていたらそんなこと言い出せず、
それに、もしゴキ様の気が変わらずにウチに居座り続けられてもアレなんで、
ブッコロスことに。
てか、この際、テニスとか関係ないと思うんだけど。
ほんと人間て勝手だよね。
もう、ほんとさー、すっごいイヤでイヤでしかたなかったんだけど、
ちょうど捨てようと思っていた音楽雑誌を手にし、
ごき様めがけてスパンキン!!
一撃必殺!!
なんとか、一発でしとめたらしく、床でくたばっているゴキ様。
これもテニスをやっていたおかげだよネ☆ヨカタヨカタ
でも、ほんとは、ここからが問題。
この遺体を、なんとかして外に捨てないと、
もし、遺体がウチにあることで、復讐のためにゴキ様の大群が押し寄せてきても困るし。
キャツラはそれぐらいのこと、平気でやりかねない。
ということで、
そのカタログでゴキ様の遺体をすくい上げようとしたそのとき、
「ぎゃー!!」
後ろから友達の悲鳴が。
ゴキ様ってば、動いてる。動いてる。
コイツ、死んだフリしてやがったのか!小ざかしい。
てか、ワタシ、何よりその悲鳴に驚いたんですけど。
お願いだから、静かにしていてくれませんか??
遺体をゴミ袋に入れて外に捨てるためには、まず、ゴキ様の動きを止めないといけないわけだし、
洗剤をかけるとゴキ様は動けなくなると聞いていたので、
近くにあった台所用の洗剤をかけることに。
除菌タイプだし、なんとなく強力っぽい。
で、
ふりかけた瞬間にすごい暴れ狂われてもアレなので、
コップに水と洗剤を混ぜて、その液体を遠くの方からささーっと、ふりかけてみることに。
案の定、
その液体がかかった瞬間、ゴキ様は暴れだしたんだけど、
数秒で、停止。
てか、知ってた。
さきほど叩き潰した時点で、半分欠けてるしね。
それでも死なないこの生命力がnigate☆
それから、カタログでつついて、
”反応がないただの屍のようだ”状態になっていることを確認し、
ゴミ袋にインサートして、外のゴミ捨て場にそっと置いて、ミッション終了。
もう、ほんっと、
ヘタなホラー映画より怖かったし、アクション映画よりドキドキしたわ。
何より、
普段は野郎ぶってる友達が、こういうときいっさい使い物にならないという事実を思い知らされました。
オカマってこれだからイヤね。(^_^メ)
洗剤をかけると床がびしょびしょになってアレだったので、
今日はゴキジェットを買って帰ります。
クワバラクワバラ☆