ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

ジョニーキャッシュになれなくて

 
キャだ。


ワタシってば、あとで日記を書きまーす☆とか言っておいて、

すでに数日が経過している、ワナバウワー。


ワナっていうか、
ただ単に、ワタシが勝手に放置していただけなんだけど、

ほら、花粉症が始まってきたから、

なかなかどうして、生きていくのがタイヘンなのよ。クシュン


で、なんだっけ?

そうそう、書きたいこと。


それは、映画のお話。



今日はアカデミー賞の発表がある日だけど、

ワタシ、割と、映画を観るのが好きなのね。


で、この間も観に行ってきました。

ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

っていう映画を。


この映画、

主演の”リーズ・ウィザースプーン”が、
主演女優賞を取るであろうと言われている映画で、
(とか書いてるうちに、実際受賞したみたい。)

前から観たいなーって思っていたの。


リース・ウィザースプーンは、
キューティ・ブロンド」とかに主演した女優さんで、

彼女の映画が好きな女子やオキャマは多いはず。


ま、今回は、キューティブロンドのような、
コメディ路線の映画ではないんだけど、

なんとなく面白そうな感じがしていたの。



で、時間的に余裕を持って
新宿の映画館に着いたのはいいけど、

並んでいる客層をみると、すごーく年齢層が高め。
ちょうど、ワタシのパピーやマミーの年代の人たちが多い感じ。

ここって、新宿コマ劇場じゃないよね?


てか、日曜日に行ったもんだから、
割と混んでて、席もあまり余裕がない感じだったの。


ま、ワタシの美少女パワーで、

なんとか席を確保したのはいいけど、


隣に、なんだか嫌な予感がするオジサマが座ってきたのよ。


なんていうの、まず、

ワタシの隣の席に向かって、
持っている荷物をドーーンッと投げるように置くところからして、

危ない予感がゴキゴキ☆


今どき、キャシー塚本でもそんな置き方しないよ?



ワタシ、よっぽど他の席に移ろうかと思ったんだけど、


すでに、この時点では空いているのは、

ものすごく前の方の座席のみ。


そんなに前で見ていたら、
おかしな姿勢で首が折れるかもしれないので、

仕方なく、我慢することに。


もしかしたら、

荷物の置き方が雑なだけの人、なのかも知れないしネ☆



で、映画が始まるまでの間、

パンフレットを見たりしてゆっくり過ごそうと思ったんだけど、


隣のドーンオジサマってば、何をしているのかと思えば、

ワタシの隣りで、携帯で通話し始めるのよ。


いや、別に聞くつもりはなかったんだけど、

何しろ、隣りでしゃべってるし、聞こえちゃった☆



オジサマの話の内容を要約すると、

この映画を観るのは2回目で、
前に見たときに主人公の男に感動して、
自分もこんな男になりたいと思い、もう1度観に来た。
この映画の主人公のジョニー・キャッシュは、
熱い情熱を持ったカントリーシンガーで、オレもそんな熱い男になるんだ。


めいたことを、
友達らしき人にハイスピードで語ってるのね。

そんなんじゃ、相手の人が相槌を打つヒマもないのでは?

と心配してしまうほど、


超ハイスピード、超マイペース。



もしかしたら、
電話をかけてるフリをしてるだけだったりしてネ。



ってか、おじさん、あんた無理だよ。

あなたは熱い男ていうか、ウザイ男。


もし、この世に、ウザイ男選手権があったら、
優勝候補になれそうなほど、ウザイ。

なんなら、ワタシが推薦するよ?


でも、さすがに場内が暗くなり、
映画が始まる頃には通話をやめてくれ、


予告編のあと、映画の本編が始まったの。



ま、映画のストーリーをココで書いてもアレだから、省くけど、


この映画、主人公がカントリーシンガーの話なので、

映画のところどころでその歌唱シーンとか演奏シーンが出てくるのね。



最初のオープンニングもそうなんだけど、

あのダパンプですらノリノリでゴキゲンのカントリーサウンドが
大音量で聞こえてきたかと思ったら、

すっごいの。


イスが振動してるのよ。



この映画館て、

こんなディスニーランドのアトラクションみたいな仕掛けがあったっけ?

超ウルトラ最新式の映画館ですか??


と思っていたら、



となりのドーンおじさんが、

足で、超リズムを取ってるの


ひやだ!!!


口元でなにやら呪文みたいな言葉をつぶやいてるし、

黒ミサ??

何かの儀式でつか??


ま、本人はノリノリみたいだし、

主役にでもなった気分で、
リズムを取って歌を口ずさんでるんだろうけど、


すっごい、はた迷惑。


ワタシとは反対側で隣に座ったカップルなんて、
怯えきった顔をしてるし、カワイソウだおー。



座席の説明:

     (スクリーーーン)

(カップル)-(オジサン)-(美少女)


言うまでもないけど、美少女ってのはワタシのことネ。
言うまでもないと思うけど、念のため。老婆心☆



でも、こうやって映画が始まってしまった以上、

注意して言い争いなんかになったら、
他のお客さんにも迷惑だろうし、

最初に、おじさんが荷物を投げるところで、
危険を察して席を移動しなかったワタシがイケナイの。

すべて、ひとえにワタシの不徳のいたすところで?


だから、我慢します。



これは音楽に合わせて振動する仕組みをもった、

すんばらしぃ座席なんだ。そうに決まってる。


そう思い込むことで、

なんとか、映画に集中しようとするワタシ。




そんなこんなで、


映画が半分くらいまで進んだところで、

ドーンおじさんの隣の、おびえたカップルは、退場


どうやら、映画どころの騒ぎではなくなったらしい。


せっかくのデートがこれじゃあね。

そうそう、逃げるが勝ち。賢明な判断だと思うわ。



ワタシは、なんとか、

途中あまりの振動に吐き気すら覚えたけど


最後まで観ることができました。



最後のエンドロールでまで、
その貧乏ゆすりめいた地団駄を踏んでいたら、

よっぽど警備員を呼んで差し上げようかと思ったけど、


予想外に、オジサマってば、

エンドロールが始まったトタンに、ささっと帰って行っちゃいました。



てか、ワタシ、

オジサマに教えてあげたかった。


「おじさんのリズム、音楽とズレてるよ。

致命的なまでに☆」



残念ながら、

オジサンは、ジョニー・キャッシュにはなれないと思う。



って、残念でもないか。

きゃは☆