ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

ピュアベイビー

 
この間、

といっても割と前になるけど、


ワタシ、実家に帰ったのね。


なんでも、弟(ゲイではない)の奥さんがちょっと入院していて、
その快気祝いに、家族みんなで実家に集まることに。


んで、久しぶりに家族で集まり、

寿司とか取ってとりとめもない話をしていたんだけど、


何かのきっかけで、

ワタシたち兄弟のアルバムを見ることになったの。



ウチは3人兄弟で、3人とも戸籍上は男。

でも、内2人はオキャマ、という特殊な家庭。


もちろん、結婚しているのは、
唯一ゲイではない、2番目の弟。


誤解があると困るから、説明しておくけど、

オキャマ(ゲイ)というのは、
いわゆるニューハーフとか性同一性障害の方とは違って、

男性として、男性が好きな人たちなの。


だから、ずっと男として過ごしてきたし、

子供の頃のアルバムも、
人よりちょっとカワイイだけで、もちろん男性。というか、男児。


そんなアルバムを見つつ、

家族で思い出話にふけってみたり。


てか、この”思い出話”ってのもクセモノだよね。

だいたいさぁ、
親が覚えてるエピソードと、自分が覚えている幼少の頃の記憶って、

ぜんっぜん違うじゃん。


例えば、親が、ワタシに対して、

「あの時、仕事の都合でおばあちゃんの家に少し預けることになったとき、
すごく悲しそうな顔でうつむいて、懸命にさみしさを我慢してたよな?」

とか言われても、覚えちゃいないし。

ほんとは、約束していたおもちゃを持ってくるのを忘れた親への殺意を、
メラメラとたぎらせていたのを、ぐっと我慢していたのかもしれないじゃん。


ま、思い出は美化されるもの。

そ、ワタシは健気でしおらしい美少女だったの。


だから、そのお父さんのウニの寿司、頂くわね

あは☆



で、アルバム。


ほら、弟(ゲイじゃない)の奥さんとかは、
弟の子供時代の写真を見るのが初めてだったらしく、

「わー、今と変わってなーい」とか
「これなんかお兄さんとそっくりー」とか

自分の夫の子供時代の写真を、割と新鮮に楽しんでいる様子。


そんな、弟の嫁の発言を聞き流しつつ、

ワタシとオキャマの弟は、
一生懸命、自分の写真ばかりをチェックしていたり。

きっと、心の中で、
”ワタシが一番カワイイ”、と思っていたはず。

少なくともワタシは、自分が一番カワイイ☆って思っていたけど。

あは☆



アルバムには、

ワタシたち兄弟?姉妹?の写真だけでなく、
当然、親である両親の写真もあったんだけど、

いやー、面白いよね。昔の写真って。


今のワタシと同い年の頃の父親の写真とか見ると、

そのファッション、髪型、すべてが新鮮。


ワタシの父親は、
割ととんがっていたタイプだから、

髪型がパンチ佐藤のようだったり、坊主だったり、


商店街とかで通りすがったら、
「おつとめごくろうさまです」と言って、そっと道をあけたくなるタイプ。


母親は、

ワタシに似て、割と美人さんで、
上野公園で写真家の人にモデルを頼まれて撮ってもらったこともあるとか。

そういうところもワタシにそっくりだネ☆


ワタシの場合は、
上野公園で、自称写真家のオヤジに

「君のお尻の写真を撮らせて欲しい」と懇願されたから、

ちょっと、いや、かなり趣旨が違うんだろうけど。



と、そんな感じで、
ワタシや弟の幼少の頃のアルバムを家族で見ていたんだけど、

その中で1枚、

ふと目に留まった写真があったの。


それは、弟(オキャマ)の写真で、

あの子が1歳~2歳くらいの頃の写真。


ワタシは、個人的に、
子供の頃にどんな服を着させられていたのかを中心に見ていたから、

ソレを見逃さなかったよ


その、弟が着ている子供服、

かわいらしい熊みたいなイラストの横に、
PURE BABY」とプリントされた、子供らしいといえば子供らしい洋服だったの。


ピュアベイビー。純粋な赤ちゃん、ねぇ。

赤ちゃんなんて、たいてい純粋だろうし、
もし、チャイルドプレイみたいな猟奇的な赤ちゃんが現実に居たら、

それはそれは恐ろしいことだと思う。


でも、そのロゴをよーく見てみると、

PURE BABY」じゃなくて、「POOR BABY」って書いてあるじゃん。



え?

プアーベイビー?

直訳すると、”貧しい赤ちゃん”じゃん。


これは向こうのスラングか何かなのか??



ワタシの両親ってば、
シャレでそういう商品を買うタイプじゃないから、

ほんとに、何も考えずに買って着せていたみたい。


いくら戦後の生まれだからといって、
この写真をワタシが指摘したらケラケラ笑っていたということは、

「poor」の意味は分かっていたってことですよね?



ま、でも、
きっとウチの親のことだから、

なんとなくカワイイってだけで、
この服を買って着せていただけかと思われ。



てゆうか、

そういうことを踏まえて、よーーく見ると、

ロゴの隣りに写っている熊のような動物の表情も、
なんとなく哀しげに見えてきたり


そもそも、

その服を着ている弟本人の表情が、
やけに強い笑顔なだけに、

その”poor baby”とのミスマッチが、さらに切ない感じ。



でも、ほんと、

着ていたのがワタシじゃなくてよかった

ぎゃは☆

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