ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

コアラみたい☆

 
突然だけど、


ワタシってば、

自分で自分のことを、


ウサギちゃんみたい☆

って思ってるの。


それは、このまま耳が伸びて、
ほんとにウサギの耳になったらどうしようって心配してしまうほど。



いや、大丈夫よ。

心療内科とか紹介してくれなくていいから。





ところで、先日、

友達に携帯で写真を撮られることがあって、


ほどよく酩酊していたワタシは、


両手をパーにして両耳に重ねて、

「うさぴょんだぴょん」ってカワイク言いながら、

写真に取られたの。


だって、ワタシ、うさぎちゃんだし。




友達の、携帯を持つ手が若干小刻みに震えていた気もするけど、

ほら、お酒の席だし、ご愛嬌ご愛嬌☆




んで、

そんな写真の存在なんてすっかり忘れていたんだけど、


最近になって、

友達同士で集まったときに、その写真を見る機会があって、


それを見た友達が一言、


コアラみたい

って言い放ったの。



てか、この時点でこんな子、友達でもなんでもないんだけど、


それにしたって、

このカワイイうさぎちゃんを目の前にして、コアラですって!?




よっぽど、

あんたって、お顔だけじゃなくて目も悪いんだネ☆

って教えてあげようと思ったんだけど、



周りにいた他の友達までもが、口々に


「ほんとだー。コアラに似てるー」

と、もはや、

携帯の写真ではなく、
ワタシの方を向いて、口汚く罵る始末



だめだ、ワタシの手に負えないわ。


こういうどうしようもない娘たちには、

言葉じゃなくて態度で示そうと、


両手を耳の上に乗せて、

例の「うさぴょんだぴょん」ポーズを取ってあげることに。



小首を右30度に傾けて、

小倉ゆうこりんばりの、萌え萌えポーズ。


だっぴょん。





すると、

「きゃーー」
「やめてー笑わせないでー」
「コアラがこっち見てるー」

などなど、かつて友達だと思っていた娘たちから、失言の数々。



てか、あなたたち、もういい?

気が済んだ?


さぁ、一人ずつ殺していくわよーーーっ!!




といっても、

ココは、法治国家の日本。



殺人事件をおかしてまで、
ワタシがうさぎちゃんだってことを証明しなくてもいいじゃんネ。


自分のことは自分がよくわかってるから。大丈夫。

わかってる。よくわかってる。でもできないっ。(by 橘いずみ




てゆうか、コアラコアラって言われ、

コアラに似てると言われるのを嫌がっていたワタシだけど、



本物のコアラはどんな感じ何だろう?

って、ふと思ったの。




身近なコアラといえば、

コアラのマーチくらいしかないし、


よく考えたら、

モノゴコロついてからコアラを見た記憶がない。



もしかしたら、コアラって、

意外とカワイイかもしれないじゃんっ!!



周りの友達も、

それを承知の上で、
ワタシのことをコアラ呼ばわりしていたのかもしれない。






ということで、ワタシ、

本物のコアラを確認しに、動物園に行ってきました



東京近郊でコアラを見られる動物園ってのは、

思いのほか少なく、

多摩動物公園と、ズーラシア?とかいう横浜の動物園くらいしかないの。


てか、東京にある動物園って、

上野動物園多摩動物公園しか知らないけど、


残念ながら、上野にコアラは生息していないらしい。



どうせなら横浜の方に行くのもありかなー
なんて思い、

ズーラシアのホームページで行き方を調べたら、

横浜線のなんちゃら駅からバスで○○分!!


…。いやだ。なんだかすごい面倒くさそう。


横浜線とか聞いたことないし、無理。




ということで、

この間の平日休みの日に、

比較的?アクセスが便利そうな、多摩動物公園に行ってきました。




平日だから空いてるかなー、

と、動物園に入ると、


ワタシの大好きなチビッコがいっぱい。


遠足か何かで学年まるごとで来ているらしく、

小学校低学年くらいのチビッコの群れがいくつも見えるのね。


わーい。子供たちだー。わーい。



ワタシが、どれくらい子供たちが好きかって言うと、


過去に、

100円ショップでいきなりワタシにパンチをしてきた子供がいて、
その子がお母さんを探していたから、

お母さんは死んだよ☆

って、そっと耳打ちをしちゃうくらい、好き。


他にも、焼肉屋で、

ワタシたちのテーブルの周りをぐるぐる旋回するチビッコがいたから、
あまりのウザさ、いや、カワイらしさに、
うっかり足を伸ばしたら、子供が強く転んじゃったくらい、

好き好き。大好っき。


あの時は、
後でワタシたちのテーブルに親が文句を言いにきたけど、

逆に親たちにその躾(しつけ)の無さを叱ってやったくらい、


それくらい、子供ってだぁーぃすき☆



ま、でも、

今回ココに来た目的は、ただ1つ。


コアラを見ること。


ガキンチョに怯んでいてはダメ!!





とりあえず、

動物園の地図を見て、コアラがどの辺にいるのかを確認。


さすがに、この動物園の一番の見世物なのか、

動物園の、一番奥のほうに配置されてるのね。



で、地図によると、

コアラが左奥だとしたら、右奥がアフリカ園になっていて、


アフリカ園には、ライオンとかキリンとか、

どの動物園にもいそうな動物がいるらしい。




ということで、

まずは、目障りな子供をなんとかしないとじゃない?


なんとかするっていっても、

袋に閉じ込めて縛ってしまうわけにもいかないので、



子供たちが居ない方へ居ない方へと歩くことに。


ほら、近寄るとロクな目に遭わないのは、

イヤというほど経験しているから。





そして、

ようやく子供たちが居ない場所に来た、

と思って周りを見ると、


どうやら、アフリカコーナーに来ちゃったみたい。



キリンとかシマウマとかが居て、

のんきにエサを食べてやがる。


やっだ、その辺に居そうな動物には興味ないわ。



てか、キリンが街中に居たら逃げるけど☆




ということで、仕方なく、

真逆のベクトルに位置する、コアラ園の方へと歩くワタシ。



つーか、この多摩動物公園って、

その名のとおり、

公園というだけあって、だだっ広いの。



上野動物園とかは、

割りと動物たちが凝縮されてる感じなんだけど、


ここは、動物と動物の間隔が広い。



てか、もうダメ。

歩き疲れました。


目に入った近くのベンチで、しばし休憩。



そして、

ふと、上を見ると、標識があって、


コアラ園より、入り口(兼出口)の方が圧倒的に近いらしい。



このまま帰ってしまおうかとも思ったけど、

動物園に来てからは子供たちを見ただけで、


肝心のコアラちゃんを見ていないじゃん。




売店で買ったコアラのマーチを食べ、

エネルギーを摂取し、


なんとか、足が棒になって折れながらも


ようやくコアラ園に到着。



そこにはドアがあって、

建物の中にコアラがいるらしい。



コアラって、

他の動物たちみたいに外で公開されてるわけじゃなく、

室内で飼育されているんだね。




中に入ると、

コアラの歴史とか、コアラの標本めいたものを見させられ、


さんざんもったいつけられたあげく、


コアラ登場。




てか、どこ?



強化ガラスで囲まれた部屋の中には、

木が何本か置いてあるだけ。


コアラは?コアラはどこなの?


と思い、よく見ると、

木の枝のところに、灰色の物体が。



し、死んでる?


コアラらしき物体は見えるけど、

超動かないから、


それが何なのか、イマイチ不明。



と、ここで、

飼育係りのオジサンが、

エサらしき葉っぱを持って
木の枝の上に置き始めたの。


ここにきて、ようやく動き始める灰色の物体。



あ、コアラ。



ムチムチした体で、もっさり動くそのお姿。


やっだ。カワイイじゃん。


このまま君だけを奪い去りたくなるほど、カワイイ。




コアラって、

一日にわずかな葉っぱ(ユーカリ)を食べるだけで、

エネルギーを消費しないように、
そのほとんどをじっとして過ごしてるんだって。


だから、さっきは微動だにしなかったんだ。



てか、そのコアラ部屋には、

合計で2頭しかコアラの姿はなく、


説明によると、残りの2頭は、

繁殖のため、よその動物園に行っているとのこと。


じっと寝ているだけでいいのかと思ったら、

コアラさんもなかなかこれでタイヘンらしい。



でも、2頭だけじゃわかりづらいから、

もっとたくさん100頭くらい置いて、

コアラで溢れかえるくらいにしてくれたらよかったのに。


いや、それはそれでわかりづらいか。





ということで、

コアラが起きてるうちにと、


携帯でコアラを撮影しようとしていると、


例の、チビッコの集団が登場。



これは、嫌な予感がする。

さっさと撮影してココから出ましょうって思っていると、


すっごい勢いで、コアラの前に走りこんでくるチビッコたち。


「わーコアラだー」
「コアラーラー」
「葉っぱ食べてるー」

と、大声でつぶやく子供たち。


子供って、元気が良くてイイネ。


ライオンと一緒の檻に閉じ込めておきたいくらい

子供ってカワイイぞー☆




そうこうしていると、

ワタシの前をすごい勢いで無理やり横切るチビッコA。


てか、痛いっ!!足がぶつかってるし。

骨が折れたらどうすんの??



そして、


「あー、やっぱそっちの方が見えるー」

とか言って、再度ワタシの前を横切ろうとするチビッコA。



すかさず、そっと足を出してみるワタシ。


いや、別に、足を引っ掛けようとしたわけじゃないの。

同じ姿勢で立っているのに疲れたから、つい…。



すると、

グラっとよろめきながらも、無事に走り去るチビッコA。


チッ、惜しい。


いや、何事もなくてよかったネ。ホッ☆





そんなこんなで、

コアラは、意外とカワイかったよ。



お友達がワタシのことを、

コアラちゃんって呼びたくなる気持ちもわかった。




でも、ワタシはやっぱり、


うさぴょんがいいんだっぴょん!!

きゃは☆