50の手習い
タイトルを見て、
「え?takashi嬢ってば、実は50だったの?」
って思った人、
暗い夜道には気をつけたほうがいいわよ?
ピンヒールを履いたオキャマが背後から忍び寄り、
アイスピックで襲い掛かってくるかも!?
なーんて、冗談はさておき、
こないだ、初めて親が携帯電話を持つと聞いたとき、
「はたしてウチの親に携帯が使いこなせるのだろうか?」
と激しく不安を感じたのを覚えている。
そもそも、実家には、
両親と弟(ゲイ)が同居していたんだけど、
さすがに彼氏持ちのゲイで実家暮らしはキツイらしく
今年の夏頃に、弟は一人暮らしを始めたのね。
そこで、残された両親なんだけど、
父親は足が悪くてあまり歩けないし、
母親は日中働いているし、
もし万が一金田一、何かあったら大変だー
ということで、親孝行な弟くんが
両親に携帯を持たせたってわけなのだ。エライエライ
というわけで、
両親からのメールがこの短期間でどんだけ進化したか、
みなさんに紹介したいと思う。
●9月上旬
「おはよう。元気ですか?
携帯のメールって難しいですね。
お父さんには使いこなせるか不安です。
よかったら返事ください。
このメールは○○(弟)に書いてもらっています。」
うわ!!
いきなり漢字交じりの長文が送られてきたー
不安も何もすっかり使いこなしてるじゃん!!
と思ったら、
弟が代わりに打ってただけなんだね。
●9月下旬
「元気ですか?たまにわメール下さい」
このあたりからは自力でメールを打っているらしく、
「わ」を取り入れたりするなど、
カワイイ文章作りに余念がない様子。
できれば「ゎ」の方がより可愛くていいですね。
あ、このメールを見る限り
いかにもワタシが返事してないように思われるでしょうけど
実は、違うんです。
よっぽど暇なのか、
この頃は一日に何通も送ってくるので
何回かに1回の割合で返事をしていたんです。(言い訳無用)
●10月上旬
「さっき30文字以上入力しようとしたら怒られました」
我が親ながら、
頭がバグってしまったのかと本気で心配しましたが
どうやら本文をタイトル欄に入力していたみたいです。
ドコモではタイトル欄に30文字しか入力できないので
きっとそのことなんだろうと思います。
携帯に怒られたっていう発想が、
加齢を感じさせていいですね。
いとをかし。
●10月中旬
「ロトシックを買ってください。数字はあとで送ります」
この頃になるともう手馴れたもんで、
メールで平気で用事を頼んでくるようになります。
慣れって怖いですね。
”ロトシック”とはロト6(シックス)のことなんだと思います。
●10月下旬
「こんにちはー天気が続いて気持ちがいいですね。
洗濯がはかどりうれしいです
タカシも元気でがんばってますか?
楽しい日を過ごしてね」
最近では、文章の終わりが必ず絵文字。
絵文字は笑顔だったりピースサインだったりで
明るめのものが多いのが特徴。
そのうち、文章の中にも絵文字が埋め込まれ、
「ぁたしゎ」とかギャル化していくのではないかと危惧しています。
それと、自分があまりに返事が遅いせいか、
メールは3日に1通くらいに減っちゃいました。
(/_・、)クスンクスン
今日は返事しよっかなー。わーい
きゃは☆