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ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

バラードのように眠れ

今までベッドをともにしたオトコたちの中には、イビキがすごい人も何人かいたけど、
ワタシ、クラブの爆音の中でも眠れちゃうほうだし、相手のイビキなんてたいしたことないって思っていたのね。実際、眠れないほどのイビキにはめったに遭遇したことがなかったし。

でもね。こないだの子はケタ違いだった。

愛らしい寝顔からは想像もつかないんだけど、この子、音量設定間違えてない?って思った。
リミッターが外れたような、ゴォー!ヴォー!!って咆哮だったけど、

アレかな。スーパーサイヤ人にでもなるつもりだったのかな。

もうほんとね、今までイビキだと思っていたものは小鳥のさえずりだったのか?と思うほどに、あれは轟音ていうのかな、サバンナの肉食獣激戦区で相手を威嚇するときの声っていうか、魂の叫びっていうか。

ボリューム全下げでお願いしまーす。

でね、ここが相手の部屋なら、そのまま帰っちゃえば良かったんだけど、さすがにウチに泊まってる相手を起こして追い出すのもアレだなって思い、なんとかこの状況の中で寝ようと試みたの。次の日は仕事だし、少しでもいいから寝ておきたいって。

この状況に置かれたら、みなさんならどうする?

そっと濡れ布巾をかぶせるとか、相手の首を絞めるとかはナシで。
人殺しは犯罪だぞ☆

まあだいたいの人は、まずこの騒音から逃れるために耳栓をするんだろうけど、あいにくウチに耳栓はない。じゃーどうする?そうだ、イヤホンで音楽を聴けばいいんだわ!

ってことで、スマホの音楽プレイヤーを再生。
R&Bとかジャズとかそんなヤワな曲じゃとても太刀打ちできないので、激しめのプレイリストを選択。

そしたらなつかしのユーロビートがガインガインに流れてきちゃって、
きゃー!カイリー!バナナラマ!!とか、テンションあがるわね、コレ。

愛が止まらない。てゆうか、イビキが止まらない☆

確かにイビキは気にならなくなったけど、なんだろう。これはこれで眠れない。

そうこうしているうちに、相手も安定期に突入したのか、少しだけトーンダウン。
さっきまでを「10」としたら、今は「7」。それでもかなりうるさいイビキだけど、なんとかクラシックとか聴きながら眠られるかなと思っていたら、突然、イビキがピタッと止まったのね。

やだ。死んだ?

あまりにうるさい自分のイビキでショック死でもしたのかな、と思ったらそんなことはなく。
数秒後、またもや超ウルトラスーパーサイヤ人に。

てゆうか、心なしかちょっとボリューム上がってないスか?

その後も、止まっては再開の繰り返しで、これが噂の無呼吸なんちゃらなんだろうけど、ただウルサイだけのイビキよりもさらに気になって気になって眠れない。

あーほんともうどうしよう。
眠れないどうこうの前に、起きててもツライぐらいの激しいイビキ。

こうなったらほんとに申し訳ないけど、タクシー代を渡して帰ってもらおうと思い、そっと相手の体を揺すってみるんだけど、反応ナッシング。

そりゃそうだよね、この騒音のなか眠っていられるくらいだもの、ちょっとやそっと揺すったくらいじゃ起きるわけないよね。ってことで、強めに、こないだ受けたタイ古式マッサージくらいの勢いで揺さぶりをかけてみたら、やっと起きてくれた。

「あれ?眠れない?もしかしてイビキすごかった?」と、カレ。

それはもうすごいなんてレベルじゃなくてホント殴ってやろうかと思うくらいひどかったよ。
という思いをこめて、「うん」と答えるワタシ。

朝から仕事だし眠れないと困るので、タクシー代を出すから帰ってほしい旨を伝えると、

「あ、うん。わかった大丈夫だよ。慣れてるから」

え?慣れてる?

「イビキすごくうるさいみたいで、ごめんね。付き合った人はみんな耳栓して寝てたよ」
と、苦笑いするカレ。

あ、そうなんだね。てゆうか、無呼吸のこともあるし治療なさったほうがよいのでは?と思ったけど何も言わないでいたら、

「もうじき始発も動くし、寝ないからそばにいてもいい?」

んー。こういうとこカワイイよなあ。でも付き合ったら耳栓しなきゃかー。
と想像しながら思い出した。

コイツ付き合ってる彼氏いるじゃん。

きゃは☆