ワタシってオキャマだったの!?

40代になったオキャマのイマ!を届けるブログ

ワタシってヤドカリだったの!?

久しぶりにすごいのキタよ。ワタシの恋愛史上でもまれにみる大型案件、きちゃいましたー。

えっと、順を追って話すから、覚悟してね。

 ■パートナーになりませんか?

前から関係をあたためてた子がいるんだけど、よりにもよってまたイバラキにね。最初の頃はそれこそ付き合うって話も出たくらい頻繁に会ってて、でも、しばらくするとその子、東京に遊びに来るわけでもないし、ワタシもそんなにイバラッキーに行かなくなったしで、疎遠になってた子がいたの。そうねー、仮に名前をラッキーちゃんとしましょう。

で、そのラッキーちゃん、こないだ久しぶりに都内で用事があったみたいで、とつぜん、「今何してますか?」ってラインが来たのね。で、たまたま家にいたからその旨を伝えると、ウチに来ることになって、ご飯食べたり、ツタヤで映画(ワタシは苦手なホラー映画)を借りたりして、楽しく過ごしたわけよ。

そしたら、その翌日、「ほんとは友達に戻ろうって言おうと思って来たんだけど、たかしくんと一緒にいるとすごく居心地いいし、パートナーになれるかなって思ったんだ」って、ラッキー談。

でたー、友達に戻ろう発言!!そもそもワタシたち出会い系アプリで知り合ったわけで、最初から友達なんかじゃなかったし戻るもなにもないんですけどー。ってか、付き合ってましたっけ??

とまあ、それはいいとして、パートナーってなにごと??

なんだか急に湧いて出てきたパートナーという単語に疑問を抱きつつも、ワタシ的にはタイプの子だし、要するに別れようと思ったけどやっぱ先に進めたいってことなのかなと自分なりに理解し、その日はバイバイしたのね。

■同棲しませんか?

後日、友だちと、パートナーってなんだろうねなんて話してたところに、ラッキーちゃんからまた連絡が。「都内でやりたい仕事が見つかったんだけど、給料がすごく安いし、マジで同棲しませんか?」って。

え?同棲??そういえばパートナーうんぬんの話がでたときにチラッとそんな話題も出てたけど、ほんとに一緒に住むことを考えてたんだね。てか給料安いから同棲したいって流れがじゃっかん気にはなるけど、ま、いっか。こんな機会めったにないし、新しいことにチャレンジしてみるのも悪くないかな、なんて考えていたのね。

ワタシも40過ぎたわけだし、パートナーを見つけて同棲して、恋人と家族のような付き合いをするのもいいよねーなんて、このときは甘く考えていたわけよ。予習予習なんつって、”きのう何食べた?”を11巻まるまるレンタルしてきたりして、あーこういうのアリかもー。手料理とか毎日作っちゃうのいいよねーなんて甘ったれたことを妄想していました。はい。

※「きのう何食べた?」はゲイのカップルが同棲する中で起こる出来事を、その日の食事とともに紹介していく漫画です。

■私本意の提案があるんだけど!

そして、ついに都内の仕事の面接があるとかで、前日からウチに泊まることになり、風邪気味だってわりにはまたツタヤでホラー映画を借りてきたりして、マイペースに過ごしてるラッキーちゃん。ワタシ、ふだんは0時前には寝て6時過ぎに起きる生活なんだけど、いつも2時過ぎに寝るというラッキーちゃんに合わせて起きていたのね。てかホラー映画の音量でかいし、何より明るいと寝られない。

で、まあ、なぜか面接のスーツは持ってきたけどシャツとか靴下とかが無いというので貸してあげて、その割にはバッグに私服とかすげー詰まってるけど、その辺は触れず、無事に送り出したのね。

でもさ、ちょっと気になったわけよ。生活のリズムって言うのかな、時間帯がちょっとずれてるからその辺を伝えておこうかなと。これから暮らしていくとなると、お互いに譲れるところはゆずって話し合っていこうよと。

そしたら、ラッキーちゃん的には音がないとよく寝れないし、明かりもついてたほうがよいとのこと。でも、こういう些細なことがのちのち気になってくるから、今は同棲をやめとこうってことになったのね。割とあっさり系。

まあ、このとき、向こうから譲歩する感じがみじんもなさそうなのは気になってはいた。

そして、「ひとつ提案があるんだけど!私本位なんですけど」ってラインが。

え?提案!?なになにって思っていたら、さっきまでの流れるようなトークがウソのようにパタッと止まり、

みの?

ファイナルアンサーとかの番組?ってほどの焦らし。

そして「続きは電話で!」って、続きはWEBで!みたいな軽いのりで言われたけど、電話でその提案とやらを聞いて驚いた。てかいまだに半分くらい幻聴だったのでは?と信じきれてない部分もある。

■たかしくんの部屋に住むから他で探してくれない?

そしてその提案の内容なんだけど、今にして思えば、証拠として残したくないから電話に切り替えたのでは?と思うほどぶっとんだ内容でして。

私本位な提案でしょー。待ってる間に想像してたのは、もっと部屋数のある広い部屋を借りようよとか、コーヒーでもがぶ飲みしてがんばって2時まで起きてろとか、アイマスクと耳栓でしのげとかそういう物理には物理をってことかな?とか思ってたけど、そんな生易しいものではなかった。いや、2時まで起きてろってのもヒドイ話だけどさ。笑

そして、電話で語られたラッキーちゃんの提案をざっくりまとめると、

「生活リズムの違いから同棲は難しいとわかったので、シェアハウスとか低家賃の部屋を探すことを考えているけど、敷金礼金や家具家電を揃えるお金もないので、たかしくんの部屋にそのまま住むから(家賃は全額払うらしい)、たかしくんは他に住むとこ見つけられないかな?」というもの。

え?ちょ、え?待ってなにこれ。予想の斜め上すぎる。

ワタシに家財を置いて出てけってことだよね。

あなた、地上げ屋ですか??

他を探すっていっても、思いつくのは実家に帰るくらいしか。そもそも同棲するってことで東京に出ようと思ったわけじゃなかったの?パートナーってこういうこと?ビジネスパートナーてきな?

やだー、ちょっとホント意味わかんないんですけど。じわじわくるわ、コレ。

ヤドカリってあれだっけ。戦いに負けると家を追い出されるんでしたっけ。ワタシってヤドカリだったのかな。。

えー、こわいこわいこわい。

なんだよこれ、誰とくー?って、圧倒的に向こうのメリットだけじゃんね。私本位って言ってたしな。そもそも、これを提案と呼んじゃうセンスがすごい。お願い、とかじゃないんだ。そうだよね、生活リズムの話が出たときも歩み寄る姿勢がなかったもんね。何でもいえる今のパートナー関係が理想って言ってたけど、言えばいいってもんじゃないと思った。

ということで、もちろんこの 提案 は丁重にお断りしまして、その後はいまのところ連絡がきてません。ネタてきには今後の展開が気になるものの、ちょっと、いや、かなり驚いてます。

ほんと寝耳に水っていうか、熱湯をぶっかけられた気持ちです。あちちちちって、下手すると死ぬから。

ふーー、ちょっと時間がたったので、他の提案はありますか?って聞いたら今度はなんて言ってくるカナとか想像できるくらいには回復してきたわ。

きゃはは(泣)