隣人13号
今朝、出勤しようと玄関のカギを閉めていたら、
突然呼びかけられたの。
「あなたがお隣さん??」
って。
見ると、40代くらいのオバサンなんだけど、
いきなり、そんなこと言われても困るじゃん。
隣かどうかなんて、ワタシには何の判断材料もないんだから。
で、ちょっと黙っていたら、
「あなた、お名前は??」
って、次の質問をしてくるのね。
この人、何者なんだろうって思いつつ、
用心深いワタシは、まず、相手の名前を聞くことに。
そしたら、
「私は鈴木です。」とのこと。
鈴木??なんか偽名っぽい。
じゃあ、ワタシは田中とかでいいかしら??
ま、でも、
ほんとにお隣さんなら郵便物とかでバレるし、
表札を掲げていないワタシもワタシだし、
後で嘘だとわかって復讐されてもアレなんで、
「○○です。」
と本名をお伝えしておきました。
すると、このオバサン、
急に近寄ってきて、
「ねぇ、この建物、おかしくない??」
と、神妙な顔で話しかけてくるのね。
オカシイ??何が??
ほんとは急いで駅に行かないといけないんだけど、
そんなこと言われたら、気になるじゃん。
で、例えば何がおかしいのかを尋ねてみると、
「え?いろいろよ。イロイロ。」
と、特に具体例は言わないのね。
やだぁ、怖い。
なんか夜中に出たりするの??
実は、ワタシ、
ちょうど1ヶ月くらい前の夜、
見知らぬオバサンに、ドアをノックされたことがあるの。
外で、自動車の警報ブザーみたいのが、
ずーっと鳴りっぱなしだなーって思っていたんだけど、
しばらくしたら、玄関のチャイムが鳴って、
ドア越しにオバサンが話しかけてるの。
「電気が点いてるのに誰も居ないの!?」
って。
ちょっと興奮したニュアンスで。
いや、居るんだけどさー、相手したくないのよ。
面倒はゴメンだよ。
ワタシは警報音に関係ないしね。
こんなんだから、
都会の人間は冷たいとか、
無関心とか言われちゃうんだろうけど、
何か事件だったりしたら、危ないじゃん。
ただでさえ、”美人薄命っていう緊急事態”に常にさらされてるのに、
進んで危うい目にあうこともないし、ネ☆
で、今朝、
このオバサンを目の前にして、
あの時のオバサンだ!!って悟ったってワケ。
なるほど、
あの警報ブザーもオカシィ現象のひとつってワケね。
そういえば、ウチの前って一方通行だから、
車を停車できないし、
ブザーがなるってこと自体、不思議かも。
あのときは、
しばらくたってブザー音が止んだから気にしなかったけど、
他にも何かあるのかしら。
とか考えていると、
「じゃ、よろしく。」
と言い残し、自分の部屋の方に去って行くオバサン。
ワタシには、
朝の通勤時に駅の方から帰ってきて、
不思議な民族衣装のようなものを身にまとったこのオバサンが、
建物がどうこう言う前に、
一番オカシイと思うんだけど。
どうなの??
ワタシ、この隣人とうまくやっていけるのかしら。
ちょっと不安だわ。(^_^メ)
みなさんは、
隣人とのトラブルって何か経験したことある??