レイニーブルー
この間の平日、
仕事がお休みだったので、
冷たい雨の中、原宿に買い物に行ってきました。
てか、昼間、
家を出ようとしたら、雨が止んでるから、
油断して、傘を持たずに街にでたのね。
古着屋のお買い物券が数千円分あったから、
それを使ってしまおうと、
お店でいろいろ見ていたんだけど、
平日のお店って、イイネッ!!空いてて。
もうさー、ワタシ、30じゃん。
ぶっちゃけ、ストリート系ファッションとか、
無理が出てくるお年頃なわけ、よ。
んで、
そろそろ、年相応のファッションをしようと、
帽子の斜めかぶりとかはやめて、
ニットキャップで、シャツとか着て出かけたんよ。
きゃは☆
ワタシ、オトナっぽい!!
ちょいカワSEXY!!
で、
お店が空いているのをいいことに、
試着しまくりマクリスティ。
結局、
会社に着ていけそうなシャツやパンツを購入し、
お店を出たのね。
そして、外を見てドッキリ☆
まんまと雨が降ってやんの。
割と、ホンキで雨が降っててゲンナリ。
天気予報では”雨ときどき曇り”だったから、
ちょっと待てば雨があがるかも、
という希望的観測のもと、
お店の入ってるビルの1階で、
タバコを吸って時間をつぶしていたのね。
で、しばらくして、
その喫煙所に、
YOUみたいな感じの、
ソバージュヘアの年齢不詳なアンニュイ女子が近寄ってきたのサ。
この人も傘持って来なかったのね。オバカさん。
とか思って、携帯をいじくっていたら、
「おじさん、火貸して。」
と、YOUってば、誰かに言葉を発しているのね。
てゆうか、ほんと、
ワタシに向けられた言葉だと思わずに無視していたら、
「おじさん!ね、おじさん!!」
と、繰り返す、YOU。
おじさん??
辺りを見渡しても、
ココにはワタシとYOUモドキしかいないけど、
誰に話しかけてるんだろう。
まさか!!
こっちを直視しながら言ってるし、
まさか!!まさか!!
ワタシが話しかけられてるっぽい??
火、貸してもいいけど、
そういうふうに”口汚く罵る”つもりなら、
ライターで、
そのソバージュをアフロにしちゃうZo!!
てか、今まで、
”お兄さん”とか”おにいちゃん”とか、
場合によっては、
”僕ちゃん”とか言われることはあっても、
「 お じ さ ん 」
だなんて、言われたことなかった。
言 わ れ た く な か っ た 。
これが30になった現実なのか、
止まない雨のせいなのか、
きっと雨が降っているせいに違いないんだろうけど、
ちょっと、レイニーブルーな気分になってしまいました。
知ってた??
4月の雨って冷たいんだよ。
人に優しくして欲しかったら、
自分が優しく接しないといけないんだよー。
ちょっとだけ、
ほんとにちょっとだけ、
毒舌を慎もうと誓った、曲がり角のワタシ。