部屋と鈴木さんとワタシ
お隣の鈴木さんの続報です。てか、警報。
ちょっと前の日記で、
ウチの天井裏にネズミがいるらしい。だから、ディズニーシーに行ってきました。
めいた、ご都合主義的なストーリーを書いたけど、
その天井のことで、またまたやって来たのよ。隣の鈴木さんが。
ココを初めてみる”ワタオキャ初心者”にもわかりやすいように、
今までの経緯をまとめてみるけど、
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ウチの宮殿(木造アパート)にはそれぞれの階に2部屋ずつあって、
ワタシの住む2階の隣には、「鈴木」という、年増のオバサンが暮らしてるの。
ある日、鈴木さんが夜中にやってきて、それを無視していたら警察を呼ばれ、
さらに路上でバッタリあった日には、「天井から部屋に入った?」とカジュアルに聞かれ、
また別の日にも、同じようなスットンキョウなことを言われ続けてきたの。
最初はただの被害妄想がさく裂したオバサンかと思って適当に対応してたんだけど、
この間、ウチの天井裏にはネズミがいるらしいことがわかり、
それを、お得意の妄想力で人が天井を歩いてると思ったんだと理解したってわけ。
鈴木さん、あなた、その類稀なる妄想への活力を仕事に活かせば、
きっと、世界を股にかけるぐらい活躍できてるはずよ。きゃは☆
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で、今現在の話に戻るけど、
今度は、ワタシの留守中に「鈴木」が来たらしく、
その日、ウチでワタシの帰りを待っていたカレシ君が、運悪く対応しちゃったのね。
カレシの話によると、
合鍵でウチに入ったとたんに、突然ものすごいノック音がして、
玄関の電気もついてるし、入ったところを見られたかもしれないし、
まさか居留守は出来ないと思い、ドアを開けてしまったんだって。
そしたら、例の隣の鈴木さんが、
「天井を歩く音がうるさくて迷惑してるのよ。今度やったら警察呼びますよ」
とかなんとか、
後半は聞き取れなかったらしいけど、
悪魔のような呪文を言うだけ言って、ドアを閉めて帰っていったそうなの。
てか、カレシのことを、ワタシ本人だと思ってたみたいよ。
ワタシと何度も会ってるのに…。
あれかしら?
昔、ワタシの母が”WINK”の2人を区別できなかったみたいに、
お年を召すと、そういった視覚が鈍くなっていくのかしら?
その時、
もし、ワタシが対応していれば、
天井の物音はネズミの音で、ウチだって天井から物音がしてる
ってこと、強く強く教えてあげられたと思うけど、
勝手に言いたい放題言って帰るなんて、許せない。
しかも、
カレシ君に嫌な思いをさせちゃったのが、すごく嫌。
だって、ワタシが帰ってきたら、
カレシ君、ガクガクブルブル、怯えてたよ?
なのでワタシ、
さっそく翌日に、大家に電話しました。
てゆうか、普通は、
何か問題があったら、まず、不動産屋か大家に言うものじゃない?
大家に言ったけど改善しないっていうならともかく、
直接怒鳴り込んできて、それを無視すると警察を呼んだり、
穏やかじゃないね?
ワタシに非があればキチンと対応するけど、
ほら、この場合、完全に隣のオバサンの勝手な妄想じゃん??
こっちが警察呼びたいくらいよ。
ほんと、ド迷惑。
で、大家に話したのは、
どうやら、天井にネズミがいるらしいということ。
そして、隣の鈴木さんは、それをワタシが歩いてると勘違いしてるということ。
最初、ワタシがこの話をしたとき、
冗談を言われてると思ったのか、大家ってば笑ってたけど、
今まで体験した隣人の奇行を少し誇張して説明し、
キモチワルイオバサンに付きまとわれて迷惑してる旨をわかってもらったの。
ほら、美少女の宿命で、
殿方にシツコクされるのは慣れっこだけど、
年増のオバサンは勘弁☆
大家との話し合いの結果、
不動産屋を経由して、鈴木さんに天井のネズミの話をするってことになったんだけど、
キチンと話が通じるのかどうか、謎。
てか、不動産屋に押し付けるなんて、大家さん、あなた、怖気づいたわね?
でも、実際のところ、どうなんだろう。
もしかしたら、
天井をワタシが歩くのを防衛する目的で、鈴木さんがネズミを放ったのかもしれないし、
もしかしたら、
鈴木さんが無意識に天井裏を徘徊してるのかもしれないし、
ほんと、お隣のおかげで、
ワタシもだいぶ想像力が豊かになったわ。
あは☆